Webページを保存する方法|画像とHTMLを別々に分けて残せます

Webページを保存する方法|画像とHTMLを別々に残すには
Internet Explorerでは、Webページを自分のパソコンに保存することができます。
まずは、保存したいページを開いた状態で、[ファイル]メニューから[名前を付けて保存]を選びます。
また、Internet Explorer 11やMicrosoft Edgeでも同様の操作が可能で、ショートカットキー[Ctrl]+[S]を使えば、保存用のダイアログがすぐに開きます。
ただし、Microsoft Edgeの場合、保存形式の選択肢に[テキストファイル]は表示されません。
「Webページ、完全」で保存する方法
保存ダイアログの[ファイルの種類]の▼ボタンをクリックすると、いくつかの形式から選べます。
ファイルの拡張子を表示しておくと、どの形式か確認しやすくなります。
拡張子を表示するには
ファイル名の末尾に付く「.html」や「.txt」などの文字列を「拡張子」と呼びます。
Windowsの初期設定では非表示になっているため、[フォルダーオプション]から表示設定を有効にしましょう。
保存形式の一覧は以下の通りです。
- Webページ、完全(*.htm, *.html)
- Webアーカイブ、単一のファイル(.mht)
- Webページ、HTMLのみ(.htm, .html)
- テキストファイル(.txt)
画像とHTMLを個別に保存したい場合は、「Webページ、完全(*.htm, *.html)」を選択します。
保存先として新しいフォルダを作成しておくと整理しやすくなります。
保存すると、ページのタイトルを元にファイル名が自動で入力され、同名のHTMLファイルと画像をまとめたフォルダが作成されます。
このとき、HTMLファイルと画像フォルダの名前を一致させておくことが重要です。名前が違うと、HTMLファイルを開いても画像が正しく表示されなくなります。
なお、WordやExcel、PowerPointでも同じように「Webページ(*.htm, *.html)」形式で保存すれば、画像と本文が別々のファイルになります。
画像だけを保存したい場合
例えば、Excelシート内の画像を個別に取り出したいときには、[ファイル]→[Webページとして保存]を選ぶと、画像ファイルだけを抽出できます。
「Webアーカイブ、単一のファイル」で保存する方法
[名前を付けて保存]ダイアログの[ファイルの種類]から「Webアーカイブ、単一のファイル(.mht)」を選ぶと、HTMLと画像が1つのファイルにまとめて保存されます。
この形式は「MHTML」と呼ばれます。
ただし、このファイルはInternet Explorer以外のブラウザでは正しく表示されない場合があります。
画像だけを保存するには右クリックが便利
画像だけを保存したい場合、その画像の上で右クリックし、「名前を付けて画像を保存」を選ぶと簡単に保存できます。
Web上の画像を保存するには
どのブラウザでも、画像の上で右クリックするだけで保存操作が行えます。
Microsoft Edgeでの保存手順
Edgeでページを保存するには、画面右上の[設定など]から[その他のツール]→[名前を付けてページを保存]と進みます。
または、ショートカットキー[Ctrl]+[S]を使っても同じ画面を開けます。
Edgeの保存ダイアログでは、初期設定として「Webページ、すべて(.htm, .html)」が選ばれています。
ファイル名には自動的にページのタイトルが入力され、保存形式として以下の選択肢があります。
- Webページ、HTMLのみ(.html, .htm)
- Webアーカイブ、単一のファイル(.mhtml)
- Webページ、すべて(*.htm, *.html)
拡張子を表示するには
ファイルの拡張子は、ファイルの種類を識別するために重要です。
エクスプローラーの[表示]タブから「ファイル名拡張子」にチェックを入れることで、拡張子を常に表示させることができます。
Windows 7からWindows 11まで、どのバージョンでも同様に設定が可能です。