SQL の 基本 UPDATE で既存データの更新!
SQL の UPDATE を使いこなせなければ、データベースのデータ管理・維持は夢のまた夢です。実行するとデータが置き換わってしまいますが、 基本 の一つなのでSELECT文で使うWHERE句を使いこなし、意図した行(レコード)の更新を実行しましょう。
UPDATE (更新)
UPDATE テーブルA SET カラム1 = 更新1 , カラム2 = 更新2 ;
意味:Aというテーブルの、1というカラムの値を更新1に、2というカラムの値を更新2に、更新(変更)する。
UPDATE(アップデート)文を使うことで、既存のテーブルの行(レコード)の値を更新することができます。
ただ、注意点として、絞り込みを行わなければ、更新対象がテーブル内のすべての行(レコード)に対して行われます。
SETの後に、WHERE句を指定すれば、問題ありません。
SELECTの絞り込みと同じ要領ですね。
[https://way2se.ringtrees.com/sql-002/]
言い方を変えると、SELECT文で抽出される結果に対して更新されることになりますので、UPDATE前には、SELECT文で更新対象を確認してから、実行すると良いですね。
WHERE句で絞込更新。
一括更新以外は、WHERE句を記載することを忘れないようにしましょう。
記載例は、以下の通りです。
UPDATE テーブルA SET カラム1 = 更新1 WHERE カラム2 = 1 ;
意味:Aというテーブルの、2というカラムが1のレコードの、1というカラムの値を更新1に、更新する。
WHERE句で条件を指定することで、特定の行(レコード)対して、実行されることになります。
計算するUPDATEも可能。
値の置き換え以外にも、計算して更新することも可能です。
UPDATE テーブルA SET カラム1 = カラム1 - 1 ;
意味:Aというテーブルの、1というカラムの値を、-1する。
当然ですが、数式による計算の場合は対象カラムが数値であることが必要です。
UPDATEは、テーブル内の値を更新することになります。
一度実行すると、値が置き換わってしまいますので、必ず更新時には更新対象を確認し、念には念をおさえて、実行するようにしましょう。
データベースの維持・更新には、UPDATE文は一番使われます。
ぜひマスターしましょう。
データ更新については、更新以外にも挿入や削除がありますが、それらについては、以下参考にしてください。
[https://way2se.ringtrees.com/sql-007/]
[https://way2se.ringtrees.com/sql-009/]
その他、SQL構文は以下にて整理分類しています。
[https://way2se.ringtrees.com/sql-001/]