自分のIPアドレスを正しく確認する方法|IPv4・IPv6の違いと注意点まで解説
この記事でわかること(結論と全体像)
最初に結論として、知りたいのが「グローバルIP」なのか「ローカルIP」なのかを決めると、調べ方はほぼ迷いません。
IPアドレスは言葉が同じでも「どこで使う番号か」が違うため、ここを整理するだけで確認作業のやり直しが減ります。
この記事では、IPv4とIPv6の違いを押さえつつ、Web・設定画面・コマンドの3ルートで迷わず確認できるように整理します。
読み終えるころには、相手に伝えるべき値と、控えるときの注意点まで一通りそろいます。
先に結論(どれを調べるべきかの判断)
Webで見えるIPは基本的に「グローバルIP」で、家庭や社内の端末に割り当てられるIPは「ローカルIP」です。
この2つを混同すると、問い合わせで話が噛み合わなかったり、設定作業で必要な値が見つからなかったりします。
たとえば「アクセス制限の解除に必要」「外部サービスに伝える必要がある」といった場合は、まずグローバルIPを確認するのが近道です。
一方で、プリンタやNASなど家庭内機器の設定はローカルIPが中心になるため、目的に応じて見る場所を変えます。
あなたが「外部から見える番号」を求めているならWeb確認を使い、「同じWi-Fi内での端末の番号」を求めているならOS設定やコマンドで確認します。
仕事用PCのように複数のネットワークを行き来する環境では、確認時の接続先を意識するだけで混乱が大きく減ります。
もし目的が曖昧なら、最初にWebでグローバルIPを控え、その後にローカルIPを確認する流れにすると説明が通りやすくなります。
この順番にしておくと、相手から追加で質問されたときにも即答しやすくなります。
環境で結果が変わる条件(VPN/プロキシ・回線切替)
VPNやプロキシを使うと、Webで表示されるIPが実際の回線のIPと違って見えることがあります。
「いつもと違う番号が出た」と感じたときは、まずVPNの有無を確認すると原因が見つかりやすいです。
会社のネットワークでは、セキュリティの都合でプロキシやゲートウェイが固定されていることがあり、期待した値にならないのは珍しくありません。
ルール上オフにできない場合は、VPNやプロキシ利用中であることを前提に相手へ伝えると話が早く進みます。
Wi-Fiとモバイル回線を切り替えるだけでも見えるIPは変わるため、確認した日時と接続状況をセットで控えると後で困りません。
同じWi-FiでもSSIDが変われば経路が変わることがあるので、接続先名もメモしておくと安心です。
特に「さっきと違う」と感じたときは、接続方式とVPNのオンオフだけを見直すと原因が絞れます。
加えて、テザリング中かどうかも結果に影響することがあるため、スマホ経由の接続ではここも確認します。
IPアドレスの基本(役割と2種類)
IPアドレスはネットワーク上の「宛先」を示す番号で、通信がどこに届くべきかを判断するために使われます。
IPアドレスはトラブル対応だけでなく、ルーター設定やアクセス制御など日常の場面でも登場します。
IPアドレスを正しく控えられると、設定変更やサポート問い合わせが一気にスムーズになります。
控えるときは、数字だけでなく「それがIPv4かIPv6か」も一緒に残すと後で迷いません。
IPアドレスとは(通信での役割)
IPアドレスは、手紙でいう住所のように、データの送り先と戻り先を識別するために必要です。
宛先が決まらないと通信が成立しないため、IPが取得できない状態はネットワーク不調の重要なサインになります。
同じサイトを見ていても、端末や回線が違えば別のIPアドレスとして扱われるため、トラブル切り分けの基本情報になります。
端末側の問題なのか回線側の問題なのかを見分けるために、IPの情報は最初に確認されることが多いです。
通信がうまくいかないときは、まず「IPが取得できているか」を確認するだけでも、原因がネットワーク側かアプリ側かを分けやすくなります。
あわせてゲートウェイやDNSも見られると、さらに切り分けの精度が上がります。
グローバルIPとローカルIP(混同ポイントを先に解消)
グローバルIPはインターネット側から見える番号で、通常はルーターや回線に紐づくことが多いです。
家庭ではルーターが外側の代表になっているため、端末ごとの番号ではない点がポイントです。
ローカルIPは家庭や社内ネットワークの内側で使う番号で、同じWi-Fi内の端末同士を区別するために使われます。
ローカルIPは端末ごとに割り当てられるため、同じ家でもPCとスマホで値が違うのが普通です。
ローカルIPは「192.168.x.x」など特定の範囲で始まることが多く、見た目で判別できることもあります。
ただし例外もあるため、最終的には「どこで見た値か」を基準に判断すると確実です。
サポート窓口に「IPアドレスを教えてください」と言われた場合は、まずグローバルIPなのかローカルIPなのかを確認してから控えるとミスが減ります。
聞かれたIPの種類が不明なまま数値だけを渡すと、追加質問が増えて時間がかかりがちです。
相手が何を求めているかわからないときは、「グローバルIP(IPv4/IPv6)とローカルIP(IPv4/IPv6)のどれが必要ですか」と聞き返すと行き違いを防げます。
この聞き返しは失礼ではなく、正確な情報提供のための確認として受け取られます。
IPv4とIPv6の違い(片方しか出ない理由まで)
IPv4とIPv6はどちらもIPアドレスの規格ですが、表記や仕組みが違うため、表示のされ方も変わります。
ここを押さえておくと、確認サイトや設定画面で見える値の意味がつかみやすくなります。
この章では「片方しか表示されないのは変なのか」という不安が解けるように、よくある原因を順番に整理します。
結論としては、片方しか出ないこと自体は珍しくなく、環境差として起こり得ます。
IPv4とは(表記例と特徴)
IPv4は「192.0.2.1」のように数字と点で表す形式で、もっとも見かける機会が多い規格です。
数字の並びが短く読みやすい一方で、使える番号が限られているという制約があります。
IPv4は利用者が多く、使える番号が不足しやすいという背景があり、回線側で共有する仕組みが使われることもあります。
この共有により、同じグローバルIPv4を複数の利用者が時間帯で使い回すようなケースもあります。
共有の仕組みがあると、外部から見える番号と端末内で見える情報が一致しない場面があり、混乱の原因になります。
そのため、用途によっては「外側で見える値」と「内側で見る値」を分けて考える必要があります。
IPv6とは(表記例と特徴)
IPv6は「2001:db8::1」のようにコロン区切りで表す形式で、桁が長く見えるのが特徴です。
見た目は難しく感じますが、パターンがわかればIPv6だとすぐ判別できます。
IPv6は使える番号が非常に多く、環境が整っていればIPv6で直接通信できる場面が増えています。
ただし、同じ環境でもアプリやサービスによってIPv6を使うかどうかが変わることがあります。
ただし、サービス側がIPv6に完全対応していない場合もあるため、IPv4と併用されることが一般的です。
併用が前提なので、IPv4とIPv6の両方が表示されても不思議ではありません。
IPv4/IPv6が片方しか表示されない主な原因(切り分け順)
まず回線やルーターがIPv6に対応していない場合は、Web確認でもIPv6が表示されないことがあります。
契約や機器の世代によって対応状況が違うため、同じ地域でも人によって結果が変わります。
次にOSや端末側のネットワーク設定でIPv6が無効になっていると、端末情報としてIPv6が出にくくなります。
社内PCでは方針で無効化されていることもあるため、勝手に変更せず管理者に確認します。
さらに確認サイトやアプリ側がIPv6表示に対応していない場合は、IPv4だけが表示されることがあります。
この場合は別の確認サイトを使うだけで表示が変わることもあるため、焦らず手段を変えて確認します。
最後にVPNやプロキシを通すと表示が変わるため、疑わしいときは一度オフにして再確認すると原因を切り分けやすいです。
VPNの出口がIPv4のみ対応だと、端末がIPv6対応でも結果がIPv4寄りになることがあります。
「表示されない」だけで焦らず、目的がIPv6必須なのかどうかを先に確認すると無駄な作業を減らせます。
相手の要件が「IPv4で十分」なら、必要以上に設定をいじらない判断も大切です。
確認前チェック(目的別に“何を”確認するか決める)
IPアドレスの確認は「目的」を先に決めるほど早く終わります。
目的が決まらないまま数値を集めると、後で「どれが必要だったのか」を迷いやすくなります。
確認対象が決まると、控えるべき値(IPv4なのかIPv6なのか)も自然に決まります。
さらに「誰に渡すのか」も明確だと、伝え方までスムーズになります。
目的別の確認対象(問い合わせ/設定/トラブル)
回線の契約や外部接続の問い合わせなら、まずグローバルIPを控えるのが基本です。
アクセス制御やアカウントの安全確認などでも、外部から見える番号としてグローバルIPが求められることがあります。
ルーター設定やプリンタ接続など同じネットワーク内の設定なら、ローカルIPを控えるのが近道です。
端末間の通信やファイル共有の設定でも、ローカルIPが起点になることが多いです。
接続トラブルの切り分けでは、グローバルIPとローカルIPの両方を状況に応じて確認すると説明が通りやすくなります。
どちらか一方だけだと原因が絞れない場合があるため、必要に応じて両方を控えます。
相手に伝える必要がある場合は、「どの端末で確認したか」も一緒に伝えると、話が早く進みます。
端末名やOS(Windows、iPhoneなど)も添えると、相手が状況を想像しやすくなります。
控えておくと役立つ情報(日時・接続方式・VPN有無)
IPアドレスは状況によって変わるため、確認した日時を一緒に控えると後の検証がしやすいです。
「いつ確認したか」がないと、相手がログと照合しづらくなることがあります。
接続方式がWi-Fiか有線か、またはモバイル回線かも、値が変わる大きな要因なので記録しておきます。
特に社内では有線と無線でセグメントが違うことがあるため、接続方式は重要です。
VPNやプロキシの利用有無は表示結果に直結するため、オンオフの状態も合わせてメモすると混乱を防げます。
VPNの接続先(国や拠点)までわかる場合は、それも控えると説明がさらに通ります。
会社や学校のネットワークでは、拠点やSSIDが変わるだけで結果が変わることもあるため、接続先名も控えると安心です。
外出先のフリーWi-Fiでは、運営側の仕様で制限があることもあるため、場所の情報も補足になります。
グローバルIPを確認する方法(Webで最短)
グローバルIPは、ブラウザで確認するのが最短で、端末の種類もほぼ問いません。
PCでもスマホでも同じ手順で確認できるため、急ぎのときほどWeb確認が便利です。
手順が簡単なぶん「どの値を控えるか」で間違えやすいので、読み取り方まで一緒に押さえます。
加えて、VPN利用中かどうかを意識するだけで、値の食い違いをかなり防げます。
手順(検索/確認サイトで見るポイント)
検索で「IPアドレス 確認」などと入力し、表示された確認ページの数値を読み取ります。
検索結果には複数の確認ページが出るので、表示がわかりやすいものを選べば十分です。
ページによってはIPv4とIPv6が別々に表示されるため、どちらが必要かを先に決めて控えます。
両方表示される場合は、相手の指定がない限り両方控えておくと後で聞き返しが減ります。
控えるときは数値だけでなく、表示のラベルがIPv4なのかIPv6なのかもセットで記録します。
ラベルが見当たらない場合は、表記の形(点区切りかコロン区切りか)で判断します。
同じページに国やプロバイダ名が出ても、問い合わせで必要なのは基本的にIPそのものなので、必要な項目だけを確実に控えます。
スクリーンショットで残しておくと転記ミスを防げるため、許される範囲で活用すると便利です。
VPN/プロキシ利用時の注意(表示IPが変わる)
VPNを使うと、インターネット側から見える出口がVPNサーバーになるため、表示IPが切り替わります。
この挙動は正常なので、まずはVPN利用中かどうかを整理してから相手に伝えます。
社内ネットワークでプロキシを使う場合も、外部から見える経路が変わるため、表示IPが期待と違うことがあります。
プロキシ利用中の環境では、外部から見える番号が「会社の出口」に寄ることがあります。
問い合わせ目的で正確な回線の情報が必要なら、VPNやプロキシを一時的にオフにして再確認するのが安全です。
オフにした結果が取れない場合は、オフにできない事情を添えて情報を渡すと行き違いが減ります。
一時的にオフにできない環境では、「VPN利用中である」ことを先に伝えるだけでも、誤解を減らせます。
相手がログ解析をする場合は、VPN利用中の情報が重要な手がかりになります。
結果の読み取り(IPv4/IPv6のどれを使う?)
相手が「IPv4を教えてください」と言っているなら、IPv4の値を控えます。
相手が「IPv6を教えてください」と言っているなら、IPv6の値を控えます。
指示がない場合は、まずIPv4を控え、併せてIPv6も表示されていれば控えると後のやり取りがスムーズです。
控えるときは「IPv4かIPv6か」を必ず添えると、数字の読み違いが起きにくくなります。
可能なら「確認した端末」と「確認した回線」も一緒に伝えると、相手が状況を再現しやすくなります。
ローカルIPを確認する方法(Windows設定で確認)
ローカルIPはWindowsの設定画面から確認でき、初心者でも再現しやすい方法です。
操作に慣れていない場合は、まず設定画面で確認してから、必要に応じてコマンドへ進むのが安全です。
ここで確認する値は「端末の番号」なので、同じネットワーク内の機器設定や接続確認に向いています。
家庭内の機器が見つからないときは、ローカルIPの確認が最初の一手になります。
設定画面で確認(Wi-Fi/有線の分岐を短く)
Windowsの設定を開き、「ネットワークとインターネット」から現在の接続状態を確認します。
入口を固定しておくと、Wi-Fiでも有線でも迷いにくくなります。
Wi-Fi接続の場合はWi-Fiの詳細を開き、接続中のネットワーク情報に表示されるIPを探します。
SSIDが複数ある環境では、今つないでいるSSIDがどれかも同時に確認します。
有線接続の場合はイーサネットの詳細を開き、同様にIPアドレスの表示欄を確認します。
ドッキングステーションなどで接続経路が変わる場合は、実際に通信している方の画面を開くのがコツです。
複数のアダプターがあるPCでは、実際に使っている接続の画面を開くことがポイントです。
使っていない仮想アダプターを見てしまうと値が違うため、接続中の表示を優先します。
表示項目の見分け(IPv4/IPv6・ゲートウェイ・DNS)
設定画面にはIPv4アドレスとIPv6アドレスが別々に出ることがあるため、必要な方を控えます。
どちらを控えるべきか迷ったときは、相手の指定に従うのが最短です。
同じ画面にデフォルトゲートウェイやDNSが並ぶことがあり、トラブル時にはそれらも役立つ情報になります。
特にゲートウェイは「ルーターへ到達できているか」の確認材料になります。
「どれを控えるべきか」が不明なときは、IPv4アドレスとデフォルトゲートウェイをセットで控えると説明が通りやすいです。
DNSも合わせて控えられると、名前解決の問題かどうかの切り分けがしやすくなります。
ゲートウェイが空欄の場合は接続不良の可能性もあるため、その時点でWi-Fi再接続などの切り分けができます。
そのうえで改善しない場合は、ルーター再起動など次の手順へ進みやすくなります。
スマホでも確認できる(Wi-Fi時のローカルIP中心)
スマートフォンでもIPアドレスは確認でき、特にWi-Fi接続時のローカルIP確認がよく使われます。
スマホは画面遷移が端末によって違うため、「Wi-Fiの詳細を見る」という方針で探すと迷いにくいです。
スマホは接続先が切り替わりやすいので、どの回線で見た値かを意識するだけでミスが減ります。
外出先では自動接続でSSIDが変わることもあるため、確認前に接続先を一度見直します。
ローカルIPの見方(iPhone/Androidの考え方)
スマホでは「今つないでいるWi-Fiの詳細」を開くと、端末のIP情報が表示されることが多いです。
設定アプリ内でWi-Fiの接続先をタップすると、詳細が開くことが一般的です。
iPhoneとAndroidでメニュー名は違っても、Wi-Fiの接続先の情報画面を探すという考え方は共通です。
表示名が違っても、IPアドレスやルーターの項目が並ぶ画面を見つければ目的は達成できます。
ローカルIPを控えるときは、同じ画面にあるルーター情報やDNSも必要に応じて控えます。
ルーター情報が控えられると、同じネットワーク内での到達確認に役立ちます。
同じWi-Fiに別の端末がいる場合は、端末ごとにローカルIPが違うので、どの端末の値かも忘れずに記録します。
家族の端末と混ざると説明が難しくなるため、端末名や機種もメモしておくと確実です。
グローバルIPはスマホでもWeb確認でOK
グローバルIPはスマホでもブラウザで確認でき、PCがなくても手順は同じです。
確認サイトにアクセスできない場合は、回線側の制限やDNSの問題が疑われることもあります。
モバイル回線で確認した値はWi-Fi接続時と変わることが多いため、どの回線で確認したかも記録します。
同じ日に複数回確認する場合は、回線が切り替わっていないかを都度チェックします。
テザリング中は親機と子機で見え方が変わる場合もあるため、テザリング利用の有無もメモすると安全です。
テザリングの子機側は親機の回線を借りるため、値の意味を取り違えないようにします。
コマンドで確認する方法(切り分けに強い)
コマンドでの確認は情報量が多く、原因切り分けや証拠として残したい場面で役立ちます。
コマンド結果は文章で説明しやすいため、サポート窓口とのやり取りで特に重宝します。
設定画面で見つからない情報が出ることもあるため、トラブル時の最後の手段として覚えておくと便利です。
急いでいるときほど、必要な項目だけ拾う意識を持つと読みやすくなります。
Windows:ipconfig の見どころ(拾う項目)
Windowsではコマンドプロンプトを開き、ipconfigを実行するとネットワーク情報が一覧で表示されます。
実行結果は長くなることがあるので、現在使っているアダプターの項目に注目します。
IPv4アドレスはローカルIPとして表示されることが多く、設定や接続確認にそのまま使えます。
端末のIPが取得できていない場合は、ここで異常が見つかることがあります。
デフォルトゲートウェイはルーターの入口のことが多く、通信できないときの切り分けに役立ちます。
ゲートウェイが表示されていない場合は、Wi-Fi接続自体が確立していない可能性があります。
DNSは名前解決に関わるため、サイトが開けないときの原因切り分けで確認されることがあります。
DNSの値が想定外なら、社内設定やVPN設定の影響を疑うきっかけになります。
必要な項目だけを抜き出して控えると、長い表示を全部写さなくても要点が伝わります。
控える際は、IPv4/IPv6・ゲートウェイ・DNSのセットを基本にすると抜けが少なくなります。
コマンド確認のメリット(詳細・証拠として残せる)
コマンド結果は複数の項目を同時に示すため、設定画面よりも詳細な説明がしやすいです。
文字情報として残るので、口頭での言い間違いも減らせます。
問い合わせや社内連絡で状況を伝えるときに、表示結果をそのまま転記できる点もメリットです。
必要なら一部をコピーして貼り付けるだけで済むため、作業時間の短縮にもなります。
画面のスクリーンショットやコピー貼り付けができる環境なら、誤記を防ぐ意味でもコマンド結果は相性が良いです。
ただし、社内ルールで共有範囲が制限されることもあるため、送付前に確認します。
IPアドレス確認でよくある勘違い(失敗を先に潰す)
IPアドレスは種類が複数あるため、勘違いを先に知っておくと確認作業が一度で済みます。
この章を一度読んでおくと、目的に合わない値を控える失敗をかなり減らせます。
ここでつまずきやすい点を押さえるだけで、「確認したのに違った」を大幅に減らせます。
特に問い合わせや設定変更では、値の取り違えが手戻りの最大要因になりがちです。
グローバルIP=端末のIPと思い込む
家庭では端末が直接グローバルIPを持つとは限らず、ルーターがまとめて外へ出ていることが多いです。
そのためWebで見えるIPはルーター側の情報であり、端末のローカルIPとは別物として扱います。
端末の設定作業に必要なのにグローバルIPを見てしまうのが典型的なミスなので、目的と確認対象を必ずセットで考えます。
逆に、外部サービスに伝えるのにローカルIPを送ってしまうと、相手側では意味を成さないことが多いです。
Wi-Fiとモバイル回線で変わるのを見落とす
スマホはWi-Fiとモバイル回線を切り替えるだけで、外部から見えるIPが変わるのが普通です。
切り替え前後で同じ値を期待すると混乱しやすいので、確認時の接続方式を必ずセットで控えます。
PCでも有線とWi-Fiで経路が変わることがあるため、確認時にどちらでつないでいるかを見る癖を付けます。
さらにVPNが重なると変化が増えるため、接続方式とVPNの両方を一緒に確認します。
IPv6が出ない=異常と決めつける
IPv6が表示されないのは異常とは限らず、回線やルーターの対応状況で差が出ます。
まずは自分の環境がIPv6に対応しているかを確認し、必要なときだけ設定や契約の確認に進みます。
相手がIPv4で問題ないと言っているなら、無理にIPv6を出そうとせず、必要な情報だけを正確に渡すのが先決です。
IPv6が必要なケースでも、確認手段を変えるだけで表示されることがあるため、落ち着いて順番に試します。
どの確認方法を使えばよいか(目的別早見)
迷ったときは「目的」と「確認対象」を先に決め、その組み合わせで方法を選ぶのが最短です。
判断がつかないときは、まずグローバルIPをWebで控えてから、ローカルIPを設定やコマンドで控えると失敗しにくいです。
この章では、判断に迷いやすい場面を想定して、選び方を短くまとめます。
最終的に「相手に何を伝えるか」を意識すると、必要な確認が自然に決まります。
早見(目的×確認対象×手段)
外部サービスの問い合わせではグローバルIPが必要になりやすく、Web確認が最短です。
家庭内の機器設定ではローカルIPが必要になりやすく、Windows設定かipconfigで確認します。
トラブル切り分けでは両方の可能性があるため、Web確認とローカル確認を順番に行うと説明が通りやすいです。
「どっちか不明」なときは、WebでグローバルIPを控えたうえで、端末側のローカルIPも控えると失敗しにくいです。
この順で控えておけば、相手の質問に合わせて必要な値を提示できます。
問い合わせ時の情報テンプレ(そのまま送れる形)
問い合わせに備えて、確認日時と接続方式とVPNの有無を一緒にまとめると会話が早く進みます。
テンプレとして「日時/接続方式(Wi-Fi・有線・モバイル)/VPN有無/グローバルIP(IPv4/IPv6)/ローカルIP(IPv4/IPv6)」を控えておくと便利です。
このテンプレをそのまま貼り付けて埋める運用にすると、聞き返しが減って対応が早く終わります。
加えて「確認した端末名」も入れておくと、複数端末がある環境で混乱しにくくなります。
よくある質問(Q&A)
ここでは検索で多い疑問を、結論を先に示しつつ短く整理します。
Q&Aだけを読んでも判断できるように、前提になる言葉も最低限だけ補います。
必要に応じて本文の該当章に戻れば、手順と理由がセットで確認できます。
IPアドレスは毎回同じですか
ローカルIPは同じネットワーク内では一定期間同じことが多いですが、再接続や再起動で変わることがあります。
グローバルIPは固定の場合もありますが、一般的には回線の都合で変わることがあるため、必要なときに都度確認するのが安全です。
もし「固定IP」と言われて契約している場合は、基本的に同じ値を使い続ける前提なので、契約内容を確認すると判断できます。
固定かどうかは料金プランやオプションに依存することがあるため、契約書や管理画面で確認すると確実です。
IPv4しか表示されないのは異常ですか
IPv4しか表示されないのは異常とは限らず、環境や確認サービスの対応状況で普通に起こります。
相手がIPv6を必要としていないならIPv4だけでも用が足りるため、目的に合わせて判断します。
IPv6が必要な手続きなのに出ない場合は、回線対応・ルーター設定・端末設定の順に確認すると無駄が少なくなります。
確認サイトの変更やVPNのオフだけで解決することもあるため、切り分けは上から順に進めます。
スマートフォンでもIPアドレスは確認できますか
スマホでもグローバルIPはブラウザで確認でき、ローカルIPはWi-Fiの接続詳細から確認できることが多いです。
どちらを知りたいかで見る場所が変わるため、最初にグローバルかローカルかを決めると迷いません。
仕事や学校の端末で制限がある場合は、表示できる範囲が限られることもあるので、そのときは管理者に必要情報を確認します。
端末管理の都合で設定画面が制限されている場合は、無理に変更せず指示に従うのが安全です。
まとめ(次にやること)
最後に、確認対象を決めてから手段を選ぶという流れを覚えると、IPアドレス確認は毎回スムーズになります。
迷ったときは「目的→確認対象→方法→控える情報」の順に戻るだけで、ほとんどのケースは整理できます。
混乱しやすい場面ほど、接続方式とVPNの有無を一緒に書き残すと立て直しが早くなります。
今日の要点(3点)
知りたいのがグローバルIPかローカルIPかを先に決めると、調べ方が一気に簡単になります。
VPNや回線切替で表示結果が変わるため、日時と接続方式とVPN有無をセットで控えるのが安全です。
迷ったときはWebでグローバルIPを確認し、必要に応じて設定画面やipconfigでローカルIPを確認します。
必要なら、控えた情報テンプレをそのまま相手に渡す形にすると、やり取りが短くまとまります。