SQL の 基本 DELETE は理解すれば怖くない!
SQL の 基本 の中で3本の指に入る、怖い処理の一つである、 削除 DELETE です。DROPやUPDATEと同じくデータに手を加える、編集する処理になります。失敗しても元に戻せません。と怖い事言いますが、理解さえすれば怖くありません。怖がらずに対応するためコツをつかみましょう。
DELETE (削除)
DELETE FROM テーブルA ;
意味:Aというテーブルの、全レコードを、削除する。
ここで注意すべき点は、全レコードを削除するという意味の理解です。
あくまでもレコードを削除するだけなので、テーブルそのものを削除するわけではありません。
テーブルを削除する場合は、DROPで削除する必要があります。
[https://way2se.ringtrees.com/sql-006/]
また、レコードを指定していないので、対象となるテーブルの行(レコード)をすべて削除してしまいます。
実行には十分注意してください。
特定行の削除
UPDATEと同じく、指定した行(レコード)のみを削除することも可能です。
DELETE FROM テーブルA WHERE カラム1 = 1;
意味:Aというテーブルの、1というカラムの値が1の行(レコード)を、削除する。
WHERE句で絞り込みを実施することで、指定した行(レコード)のみ削除することが可能です。
[https://way2se.ringtrees.com/sql-002/]
UPDATEと同じく、DELETEを実行する場合は、WHERE句で絞り込んだ、SELECT文で対象を確認した後に、DELETEを実行すべきですね。
DELETEは、行(レコード)を削除することになるので、実行すると復元が困難です。
容易に実行するのではなく、石橋を叩いて渡る気持ちで実行することを心掛けましょう。
データ更新については、削除以外にも挿入や更新がありますが、それらについては、以下参考にしてください。
[https://way2se.ringtrees.com/sql-007/]
[https://way2se.ringtrees.com/sql-008/]
その他、SQL構文は以下にて整理分類しています。
[https://way2se.ringtrees.com/sql-001/]