SQL の 基本 SELECT / WHERE 構文から!
k.w
SEへの道
今回は、 SQL を実行する対象である、データベースやテーブルを作成 CREATE 、削除 DROP する方法を紹介します。 SELECTなどの構文を実行する元となるものです。一度作れば、あまり使うことが無いものですが、新たに構築する場合は必要な 基本 知識です。
CREATE DATABASE データベースA;
意味:Aというデータベースを、作成する。
SQLを実行する対象であるデータベースそのものを作成する方法です。
このCREATE(クリエイト)がなればデータベースの話は始まりません。
CREATE TABLE テーブルA(カラム1 データ型 カラム制約 , カラム2 データ型 カラム制約);
意味:Aというテーブルに、カラム1,カラム2を、定義する。
テーブルA( )の中に各カラムを定義します。カンマ( , )までが一つのセットでそれぞれのカラムに対してデータ型とカラム制約を定義します。
データ型は以下の通りです。
型名 | 読み方 | 型式 | 記入例 |
CHAR型 | キャラ型 | 固定長文字列 | CHAR(10) |
VARCHAR型 | バーキャラ型 | 可変長文字列 | VARCHAR(10) |
INTEGER型 | インテジャー型 | 整数型 | INTEGER |
DATE型 | デート型 | 日付型 | DATE |
カラム制約とは無効なデータを挿入させないための設定です。
制約名 | 読み方 | 意味 |
PRIMARY KEY | プライマリーキー | 主キーともいう。テーブル内の一意に決める項目となる。(NOT NULLであり、UNIQUEである) |
NOT NULL | ノットヌル | 空白を許さない。(必須項目) |
UNIQUE | ユニーク | 重複を許さない。(一意の項目) |
CHECK | チェック | 入力条件を指定する。 例えば、 ~ CHECK(カラム1 > 0) ※カラム1の入力条件は0以上。 |
CREATEの反対語である、DROP(ドロップ)を説明します。
CREATEと同じくデータベースそのものやテーブルに対しても作用します。
DROPするとデータそのものが消える為、復旧することはできないので、注意が必要です。
必ず、DROPする前に、Backupを取るか、データをエクスポートする癖をつけましょう。
DROP DATABASE データベースA;
意味:Aというデータベースを、削除する。
DRAP TABLE テーブルA;
意味:Aというテーブルを、削除する。
他の構文とは異なり、CREATEもDROPもデータベースもしくはテーブルそのものを対象としているので実行時には注意が必要です。
ただ、言い換えると、CREATEやDROPを理解すれば、SQLの扱いは難しくないですね。
その他、SQL構文は以下にて整理分類しています。
[https://way2se.ringtrees.com/sql-001/]