Windows 11でフォルダにカギをかけるやり方まとめ！意外と知られていない7つの方法

Windows 11でフォルダにカギをかける理由とは？

自分のパソコンの中に、他の人には見せたくない大事なファイルがあることはありませんか？

たとえば、家族との写真や仕事の資料など、人に知られたくない情報を守るために、フォルダにカギをかけたいと思うのは自然なことです。

ただし、Windows 11には標準でフォルダごとにパスワードをかける機能は備わっていません。

そこで便利なのが、外部のソフトやちょっとした工夫でフォルダを保護する方法です。

手軽にできる！Windows 11でフォルダにパスワードをかける方法

特別な知識がなくても簡単にできる方法として、「フォルダを圧縮してパスワードを設定する」という手段があります。

ソフトを新しく入れなくても使えるため、多くの人におすすめです。

圧縮フォルダにパスワードを設定するやり方

• パスワードをかけたいフォルダを右クリックして、「送る」→「圧縮（ZIP形式）フォルダ」を選びます。
• できあがったZIPファイルを右クリックして、「パスワードを設定」を選びます。
• パスワードを入力し、「OK」を押せば完了です。

この方法では、ファイルを開くたびにパスワードの入力が必要となります。

簡単にできて、ちょっとした情報の保護にはぴったりです。

もっと強く守るには？7-Zipで暗号化する方法

もう少し強力な保護をしたいときには、「7-Zip」という無料ソフトを使う方法があります。

このソフトを使えば、より強い暗号化技術でフォルダを守ることができます。

7-Zipでフォルダにパスワードをかける手順

• まず、公式サイトから7-Zipをダウンロードしてインストールします。
• 対象のフォルダを右クリックして、「7-Zip」→「圧縮してメール送信」を選びます。
• 圧縮形式で「ZIP」を選び、パスワード欄に設定したい文字列を入力します。
• 暗号化方式で「AES-256」を選ぶと、より安全になります。
• 最後に「OK」をクリックすれば完成です。

AES-256は非常に強力な暗号方式で、セキュリティ面を重視したい方におすすめです。

Windows標準の機能を使って守る方法

Windows 11には「BitLocker（ビットロッカー）」という暗号化機能があります。

これはフォルダ単体ではなく、ドライブ全体を対象にするものですが、特定のフォルダの中身を守るのにも有効です。

BitLockerでフォルダを暗号化する手順

• スタートメニューから「設定」を開き、「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
• 「デバイスの暗号化」を開き、BitLockerを有効にします。
• パスワードを設定し、手順に従って暗号化を進めます。

BitLockerは特に業務用途にも使われる安全な方法で、大切なデータをしっかり守れます。

便利な外部ツールでさらに安心

もっと使いやすくて多機能な方法を求めているなら、専用のソフトを使うのもひとつの手です。

たとえば「Folder Lock」などは、直感的に使えて、セキュリティ機能も充実しています。

Folder Lockでパスワードを設定する方法

• 公式サイトから「Folder Lock」をインストールして起動します。
• 「ロック」メニューから対象のフォルダを選びます。
• 好きなパスワードを入力してロックすれば設定完了です。

このようなツールを活用することで、操作が簡単になり、セキュリティもより強化できます。

よくある質問とその答え

Windows 11にはなぜフォルダにパスワードをかける機能がないの？

Windows 11は全体として高いセキュリティを持っていますが、フォルダ単体へのパスワード設定は標準ではサポートされていません。

その代わりとして暗号化や専用ソフトによる保護が推奨されています。

パスワード付きのZIPファイルが開けない場合は？

もしパスワードを忘れてしまうと、圧縮ファイルを開くのはとても難しくなります。

パスワード復元ツールを使う方法もありますが、完全に解決できるとは限りません。

そのため、忘れないように安全な場所にメモを取っておくことが大切です。

まとめ

Windows 11でフォルダにカギをかける方法はいくつかあります。

初心者にもやさしい圧縮機能から、強力な暗号化を行える7-ZipやBitLocker、便利なサードパーティ製ソフトまで、目的に応じて選べます。

大切な情報をしっかり守るために、自分に合った方法で対策を始めてみましょう。