お気に入りバーを出す/消す方法と、ブックマークをかんたん整理
- 1. Microsoft Edgeのお気に入りバーの基本(表示/非表示)
- 2. 設定[外観]から表示を切り替える手順
- 3. ツールバーに[お気に入り]ボタンを出して素早く切り替え
- 4. ショートカットキーでお気に入りを開く・追加・表示切替
- 5. ページをお気に入りに追加し、サイドへピン留めして固定
- 6. お気に入りの管理画面を開いて整理(個別削除・複数削除・並べ替え・重複対処)
- 7. 削除したお気に入りを復元する
- 8. アイコン(ファビコン)のみ表示でお気に入りバーを省スペース化
- 9. 検索の快適化:オートコンプリートの調整と検索結果の絞り込み
- 10. タブを使いやすく:グループ化・垂直タブ・ピン留め・複製・切り替え・画面分割
- 11. Webサイトをアプリのように使う:アプリとしてインストール/スタートやタスクバーにピン留め
- 12. コレクションで情報を一時保管・整理する
- 13. Copilotとサイドバーの表示/非表示、サイドバーのカスタマイズ
1. Microsoft Edgeのお気に入りバーの基本(表示/非表示)
最初に目的をはっきりさせます。お気に入りバーは、よく見るページへの近道を横一列で表示する機能です。表示を切り替える方法は主に3つあります。
- 設定の外観から切り替える
- 右上のメニューやツールバーから切り替える
- ショートカットキーで切り替える
初めての人は設定の外観から行うと、表示ルールを理解しやすいです。慣れてきたらツールバーやショートカットで素早く操作すると効率が上がります。
使う前に知っておきたいポイントは次の3つです。
- 表示のルールは「常に表示」「新しいタブのみ」「非表示」の3つ
- バーが出ているかはウィンドウごとに同じルールで動く
- 表示だけでなく、並びや整理は管理画面から行う
ミニQA:お気に入りバーが急に消えたときの最短確認は?
1) 新しいタブを開く。2) そこで表示されるなら「新しいタブのみ」になっている可能性が高い。3) ツールバーや設定の外観で「常に表示」に変更する。
2. 設定[外観]から表示を切り替える手順
設定から行うと、表示の基準を落ち着いて選べます。手順は次のとおりです。
- 右上の三点メニューを開く
- 設定を選ぶ
- 左側の外観を開く
- お気に入りバーの表示を開き、希望の設定を選ぶ
表示モードの違いは次の表が目安です。
| 表示モード | 再現性 | 速さ | 覚えやすさ | 使いどころ |
|---|---|---|---|---|
| 常に表示 | 高い | 中 | 高い | 仕事や学習で常時アクセスが多い人向け |
| 新しいタブのみ | 中 | 中 | 中 | 作業中は広く使い、切り替え時だけ確認したい人 |
| 非表示 | 高い | 高い | 高い | 画面を広く使いたい、ショートカット中心で使う人 |
設定画面では、他にもツールバーのボタンやテーマなどが並びます。誤って別の項目をさわったときは、変更点を覚えておき、戻す手順を確認しながら進めると安心です。
ミニQA:「新しいタブのみ」と「常に表示」はどちらが見失いにくい?
見失いにくさを優先するなら「常に表示」です。新しいタブのみは作業中に非表示になるため、慣れないうちは場所を探してしまうことがあります。
3. ツールバーに[お気に入り]ボタンを出して素早く切り替え
頻繁に表示を切り替えるなら、ツールバーにボタンを出すと便利です。
- 右上の三点メニューから設定
- 外観を開く
- ツールバーのカスタマイズで[お気に入り]ボタンをオン
ボタンが出たら、クリックでお気に入りの一覧を表示できます。バーの表示切り替えは、一覧内やメニュー項目から行える場合があります。よく使う操作は、右クリックでコンテキストメニューを確認すると近道が見つかることがあります。
ミニQA:ボタンが見つからない・消えたときはどこを見る?
外観の「ツールバーをカスタマイズ」を開き、[お気に入り]ボタンがオフになっていないか確認します。拡張機能が並んでいる場合は、右端の拡張機能ボタンの中に折りたたまれていないかも見てください。
4. ショートカットキーでお気に入りを開く・追加・表示切替
キー操作に慣れると、毎日の回数が多い作業ほど時短になります。よく使う操作を、WindowsとMacで並べてまとめます。OSごとに表記が違うだけで、意味は同じです。
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| お気に入りを開く | Ctrl + Shift + O | Command + Option + B |
| このページをお気に入りに追加 | Ctrl + D | Command + D |
| お気に入りバーの表示/非表示 | Ctrl + Shift + B | Command + Shift + B |
| サイドバーを開閉 | Ctrl + Shift + / など | Command + Shift + / など |
覚える数をしぼるなら「追加」「開く」「バー表示/非表示」の3つが効果的です。迷ったときは、三点メニューの横にあるキーヒント表示を見て確認しましょう。
ミニQA:覚えるなら最小3つはどれ?
1) Ctrl/Cmd + D(追加) 2) Ctrl/Cmd + Shift + B(バー表示/非表示) 3) Ctrl/Cmd + Shift + O または Option + B(お気に入りを開く)。
5. ページをお気に入りに追加し、サイドへピン留めして固定
お気に入りは再訪のための保存場所です。ピン留めは、ウィンドウの横に固定表示する機能です。似ていますが、目的が少し違います。
基本の追加手順:
- 星のアイコンまたはショートカットで追加
- 保存先フォルダを選ぶ
- 必要なら名前を短く整える(後で探しやすく)
サイドにピン留めする手順:
- 右上の三点メニューからサイドバー関連の項目を開く
- 必要な項目をピン留めする
- 作業内容に合わせて並びを整理する
ミニQA:ピン留めとお気に入り登録は何が違う?
お気に入り登録はデータとして保存して後から開くことが目的です。ピン留めは作業中にいつでも表示しておくことが目的で、並びや位置の調整に向いています。
6. お気に入りの管理画面を開いて整理(個別削除・複数削除・並べ替え・重複対処)
管理画面を開くと、一覧でまとめて整理できます。開き方は、[お気に入り]ボタンをクリックして、さらに管理を選ぶ方法が分かりやすいです。
個別に削除する:
- 削除したい項目を右クリックして削除
- フォルダごと削除する前に中身を確認
複数ページをまとめて削除:
- CtrlやShiftを使って複数選択
- 一括削除の前にフォルダ単位でバックアップ(後述のエクスポート)
並べ替え:
- ドラッグで位置を入れ替え
- フォルダを作って分類
- よく使うものは先頭、まれなものは下位に
重複の対処:
- 名前やURLが近い項目をグループ化して見直す
- 同名のフォルダが複数ある場合は統合する
- 年月でアーカイブ用のフォルダを作り、古いものを移動
整理中は、作業の区切りごとにエクスポートで保存しておくと安心です。復元の章もあわせて参照してください。
ミニQA:重複お気に入りを一度に見つけるコツは?
管理画面で並び替えを名前順にし、似た名前が並ぶ状態で目視チェックします。URLで判断したい場合は、詳細表示に切り替えてパスを確認します。
7. 削除したお気に入りを復元する
誤って消したときは、まず最近のバックアップがないかを確認します。エクスポートしていたファイルがあれば、インポートで戻せます。
一般的な手順:
- エクスポートファイルの有無を探す
- あれば設定のプロファイルやお気に入りの項目からインポート
- 直近の同期が有効なら、他の端末に残っていないか確認
復元後は重複が生じやすいので、整理の章の手順で統合します。
ミニQA:復元できない場合、試す順番は?
1) 他端末や他プロファイルに残っていないか確認 2) 以前のエクスポートを探す 3) 必要なら手動で再登録。
8. アイコン(ファビコン)のみ表示でお気に入りバーを省スペース化
多くの項目を一列に収めたいときは、名前を消してアイコンだけにする方法が有効です。方法は一括と個別の2通りです。
| 方法 | 対象範囲 | 手間 | 戻しやすさ | 向いている場面 |
|---|---|---|---|---|
| 一括でアイコンのみ | バー全体 | 低 | 高 | 常に省スペースで運用したい |
| 個別でアイコンのみ | 選んだ項目だけ | 中 | 高 | よく見る数個だけ短縮したい |
個別で行う場合は、各項目の名前を空欄にするとアイコンだけになります。識別が難しいときは、最初の1〜2文字だけ残すと見分けやすくなります。
ミニQA:一部だけ文字付きに戻す最短手順は?
対象の項目を右クリックし、編集で名前に文字を入れて保存します。
9. 検索の快適化:オートコンプリートの調整と検索結果の絞り込み
検索候補が出すぎて気が散るときは、候補の出方を調整します。候補は便利ですが、入力の途中送信や誤クリックの原因にもなります。
おすすめの見直しポイント:
- アドレスバーの候補の表示数を減らす
- 検索エンジンを切り替える
- 検索履歴の保存期間を短くする
一時的に候補を抑えたい場合は、シークレットやプライベートモードを使う方法もあります。履歴が保存されないため、候補への影響が少なくなります。
ミニQA:一時的に候補を出さない方法はある?
プライベートウィンドウで検索します。履歴が残らないため、候補が最小限になります。
10. タブを使いやすく:グループ化・垂直タブ・ピン留め・複製・切り替え・画面分割
お気に入りは再訪先の整理、タブ機能は今やっている作業の整理です。両方を使い分けると、迷いが減ります。
主な活用法:
- タブのグループ化:テーマごとに色分けし、まとめてたたむ
- 垂直タブ:画面が広い場合に一覧性が向上
- ピン留め:常に開くタブを左端に固定
- 複製:比較したいときに同じページを横に並べる
- 画面分割:同時に2ページを見て作業する
増えすぎたタブは、グループ化して一時的にたたむと見通しが良くなります。定期的にお気に入りへ保存して、タブからは閉じる習慣も効果的です。
ミニQA:タブが増えすぎたら最小2手で整える方法は?
1) よく使うタブをピン留め 2) 残りをグループ化して折りたたむ。これで左端の固定タブと、必要時だけ開くグループに分かれます。
11. Webサイトをアプリのように使う:アプリとしてインストール/スタートやタスクバーにピン留め
よく使うサイトは、アプリ化やピン留めで起動を短縮できます。お気に入りに追加するだけでなく、起動手段を増やすと迷いが減ります。
- アプリとしてインストール:専用ウィンドウで開くので集中しやすい
- スタートにピン留め:スタートメニューから一発起動
- タスクバーにピン留め:常に一段少ない操作で開ける
不要になったら、アプリ一覧や右クリックメニューから解除できます。作業の流れに合わせて、起動点を最適化しましょう。
ミニQA:アンインストールやピン留め解除はどこから?
アプリ化したものはアプリ一覧から、タスクバーは右クリックのコンテキストメニューから、スタートはタイルの右クリックから解除できます。
12. コレクションで情報を一時保管・整理する
お気に入りに入れるほどではないが、しばらく手元に置きたい情報はコレクションが便利です。画像やメモもまとめて保存できます。
活用の流れ:
- 関連ページをコレクションに集める
- 要点をメモして、必要なものだけをお気に入りへ移す
- 目的が終わったらコレクションを整理・削除
コレクションを使うと、お気に入りが長期保存の場として整った状態を保ちやすくなります。
ミニQA:お気に入りとコレクションの使い分けは?
お気に入りは長く残す保管庫、コレクションは短期の作業箱というイメージで分けると迷いません。
13. Copilotとサイドバーの表示/非表示、サイドバーのカスタマイズ
作業中の補助に使う場合は、サイドバーとCopilotの表示状態を調整します。サイドバーは、右端に常に出しておける補助領域です。
基本操作:
- サイドバーの開閉:右下のボタンやメニューから切り替え
- アイコンの並べ替え:ドラッグで順番を入れ替え
- 不要な項目の非表示:右クリックでオンオフを切り替え
Copilotは質問や要約に使えます。よく使う人はサイドバーに置き、使わないときは非表示にして画面を広く使いましょう。
ミニQA:サイドバーのアイコン順は並べ替えできる?
サイドバーのアイコンをドラッグして、上下に動かすと順番を変えられます。