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背景のグラデーションが印刷でプレビュー通りに出ないときの対処法

k.w
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グラデーション背景が印刷時に異なる理由とその対策

Wordでグラデーションを背景に設定しても、印刷するとプレビューとは異なる見た目になることがあります。

これは古くからWordの仕様として知られており、Microsoftも公式に把握しています。

ただし、印刷結果を改善する方法はいくつか存在します。

図形を利用して背景を作成すれば、プレビューどおりの印刷が可能になります。

具体的には、ヘッダーやフッターに図形を挿入し、そこにグラデーションを適用する方法が有効です。

ページ背景に色を設定する

ページ全体に色を付けるには、[デザイン]タブ内の[ページの背景]グループから[ページの色]を選びます。

なお、Word 2013以降ではこの機能は[デザイン]タブにまとめられていますが、旧バージョンでは[ページレイアウト]タブにあります。

グラデーションの設定方法

背景にグラデーションを適用するには、[ページの色]→[塗りつぶし効果]を選択します。

表示されるダイアログで、色や透明度、グラデーションのパターンなどを選べます。

たとえば、2色で右上から対角線にかけてのスタイルを設定することが可能です。

プレビューでは意図どおりの表示になりますが、実際の印刷では縞模様など、異なる表現で出力される場合があります。

背景も印刷する設定

Wordで背景色や画像を印刷するには、設定変更が必要です。

[ファイル]→[オプション]→[表示]→[背景の色とイメージを印刷する]にチェックを入れましょう。

または、[Alt]→[F]→[T]のキー操作でも設定画面を開けます。

図形を使った背景印刷

プレビュー通りに印刷したい場合は、図形を使う方法がおすすめです。

まず、ページ全体に図形を挿入できるよう、ページ設定を確認しておきます。

用紙サイズの確認

[レイアウト]→[サイズ]から、印刷予定の用紙サイズを選択します。

利用可能なサイズはプリンターによって異なり、ドライバー更新で選択肢が増えることもあります。

特殊サイズを使う場合は、[その他の用紙サイズ]から手動で幅と高さを指定します。

仮想プリンター(Microsoft Print to PDFなど)を指定して保存のみ行うことも可能です。

印刷の向き

[レイアウト]→[印刷の向き]で、縦向きや横向きを確認します。

ヘッダー・フッターに図形を挿入して背景を作成

たとえば、A4縦向きのページに図形を挿入する際、ズームスライダーで表示倍率を調整(例:50%)すると作業しやすくなります。

ヘッダー/フッター表示

ページの上部をダブルクリックすると、[ヘッダーとフッター]モードに切り替わります。

図形を挿入する手順

[挿入]→[図形]→[長方形]を選択し、ドラッグでページ全体を覆います。

図形にグラデーションを設定

挿入した図形を選択し、[図形の書式]→[図形の塗りつぶし]→[グラデーション]からスタイルを選びます。

詳細に調整したい場合は、[その他のグラデーション]→[塗りつぶし(グラデーション)]を開き、分岐点や色、角度などを設定できます。

分岐点は2〜10個まで設置でき、個別に色を指定できます。

クイックスタイルにもグラデーション付きのものがあるため、活用すると便利です。

ヘッダー/フッターを閉じる

設定が完了したら、[ヘッダーとフッター]タブ内の[ヘッダーとフッターを閉じる]をクリックして編集画面に戻ります。

図形が全体に配置されている場合、本文のダブルクリックでは閉じられないこともあるので注意しましょう。

図形を背面に配置して背景を設定する方法

ヘッダーに挿入しなくても、本文中に図形を配置し、背面に設定することで同様の効果が得られます。

[挿入]→[図形]→[長方形]でページ全体にドラッグし、[レイアウトオプション]や右クリックメニューから[背面]を選びます。

図形がページからはみ出ていると設定ができないため、正確に配置しましょう。

背面設定後はグラデーションを適用し、文書作成を進めます。

印刷前にプレビューで確認

印刷前に[Ctrl]+[P]を押すと、Backstageビューでプレビューが表示されます。

図形に設定したグラデーションも、プレビューどおりにそのまま印刷されます。

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