Chromeのメモリセーバーとは?設定方法と「まだ重い」時の改善策を解説
Chromeのメモリセーバーとは?(結論→仕組み→注意点)
Chromeのメモリセーバーは、使っていないタブを一時的に休ませて、今使っているタブにメモリを回しやすくする機能です。タブを閉じなくても負荷を下げられるので、「開きっぱなしが多いけど、作業は続けたい」という使い方に向いています。
メモリとは、アプリが動くために一時的に使う作業机のような領域です。机が広ければ同時にたくさんの作業を並べられますが、狭いとすぐ散らかって動きが鈍くなります。
Chromeでタブをたくさん開くと、各タブがメモリを使い続けて、全体が重く感じることがあります。とくに動画・SNS・地図など動き続けるページや、拡張機能が多い環境では、気づかないうちに消費が積み上がりがちです。
メモリセーバーをオンにすると、一定時間使っていないタブが「非アクティブ」になり、メモリ使用量が下がります。結果として、いま操作しているタブの反応が良くなったり、他アプリに割けるメモリが増えたりします。
非アクティブになったタブは、戻ったときに再読み込みが起きる場合があります。これは「軽さ」と引き換えに起きることがある挙動なので、仕組みを知っておくと安心です。
メモリセーバーの概要(非アクティブタブを休止してメモリを確保)
メモリセーバーは、背景で開きっぱなしのタブを対象に、必要に応じてタブを休止してメモリを空けます。対象は、いま画面で見ていないタブや、しばらく触っていないタブです。
休止すると、そのタブで確保していたメモリが解放され、別のタブや別アプリに使える余裕が増えます。つまり「全部を重いまま持ち続ける」のではなく、優先度の低いタブから順に軽量化していくイメージです。
一方で、休止したタブに戻ると、ページを復元するために読み込みが入り、数秒待つことがあります。サイトによっては、ログイン状態や表示位置が変わる場合もあるため、重要な作業は保存しておくのが無難です。
メリット(重さ軽減・タブ多用時に効きやすい)
メモリセーバーの一番のメリットは、タブを閉じずに作業を続けやすくなる点です。「いま使うタブ」と「あとで見るタブ」を同時に持ちながら、動作の重さだけを抑えられるのが強みです。
調べ物でタブを大量に開く人ほど、体感で軽くなることが多いです。資料を見比べる、比較検討をする、といった場面でタブを残したままでも動きが安定しやすくなります。
PCのメモリ容量が小さめの環境では、重さの改善が分かりやすいことがあります。また、動画編集やゲームなど、他のアプリも同時に動かすときに、Chromeがメモリを取りすぎる状況を抑えやすいです。
注意点(タブ再読み込み/Webアプリ・入力中作業の扱い)
メモリセーバーは便利ですが、休止したタブに戻ると再読み込みが発生することがあります。再読み込みが起きると、ページの表示が更新されたり、入力途中の内容が失われたりする可能性があるため、使い方にはコツが要ります。
チャットやWeb会議、業務ツールなど、常に接続が必要なサイトは休止すると困る場合があります。たとえば会議の再接続が必要になったり、通知が遅れたりするケースがあります。
入力フォームの途中や、編集中の内容があるページは、戻ったときに状態が変わる可能性があります。送信前の文章や設定があるなら、下書き保存やコピーで保険をかけておくと安心です。
音声や動画の再生中、画面共有中、ダウンロード中などは、休止が起きにくい条件として扱われることがあります。ただし状況次第で挙動が変わるので、「絶対に止めたくないサイト」は例外登録しておくのが安全です。
困ったときは、あとで紹介する「例外設定」で、特定サイトを休止対象から外すのが安全です。重要サイトを守りつつ、その他のタブでメモリ節約を効かせるのが、いちばんストレスが少ない使い方です。
Chromeでメモリセーバーを有効にする方法(基本設定+例外)
メモリセーバーはChromeの設定画面からオンにでき、よく使うサイトを例外に入れると使い勝手が上がります。ポイントは「とりあえずオン」だけで終わらせず、止まると困るサイトを先に守っておくことです。
操作の流れは、右上のメニューから設定を開き、パフォーマンス関連の項目に進みます。設定までの道順さえ分かれば、切り替え自体は数十秒で終わります。
表示の言い回しはChromeのバージョンで少し変わることがありますが、「パフォーマンス」または「Performance」を探すと見つけやすいです。見当たらないときは、左側メニューを上から順に探すより、設定の検索欄で一気に絞る方が迷いません。
設定画面までの行き方(PC:Windows/Mac共通)
まずはChromeを開いて、右上の縦に並んだ三点メニューをクリックします。普段ブックマークバーや拡張機能のアイコンが多い人でも、右上にある「︙」が入口です。
メニューの中から「設定」を選ぶと、設定用のタブが開きます。別タブで開くので、元の作業を閉じずに確認できるのも安心ポイントです。
左側の一覧から「パフォーマンス」を選ぶと、メモリ関連の設定に進めます。もし左側メニューが折りたたまれている場合は、左上の三本線(≡)を押すと一覧が出ます。
見つからない場合は、設定画面上部の検索欄に「メモリ」や「memory saver」を入力すると早いです。検索結果から直接ジャンプできるので、初めてでも最短で辿り着けます。
メモリセーバーをオンにする手順
パフォーマンスの画面に入ったら、「メモリセーバー」をオンにします。オンにした瞬間に急に何かが閉じるというより、以後の状況に応じて休止が入るようになります。
オンにすると、しばらく使っていないタブが状況に応じて休止されます。どのタブが休止されるかは、PCのメモリ状況や同時に動いているアプリの負荷によって変わるため、一定ではありません。
Chromeによっては、節約の強さを選べるモードが用意されている場合があります。再読み込みが気になる人は控えめ、できるだけ軽さ重視なら強め、といったように好みで調整できます。
できるだけ軽くしたい人は強めの設定、再読み込みが気になる人は控えめの設定が向いています。迷ったら、まずは控えめで始めて、効きが弱いと感じたら強めにする、という順番がストレスが少ないです。
設定後は、いったんChromeを再起動すると挙動が安定することがあります。とくに長時間起動しっぱなしだった場合は、再起動でメモリ状態が整理されて効果を感じやすくなります。
スリープさせたくないサイトを除外する(例外設定)
メモリセーバーをオンにしたまま快適に使うコツは、困るサイトを例外に登録しておくことです。ここをやっておくと「便利だけど困る」を避けられます。
パフォーマンス画面にある「常にこれらのサイトをアクティブにする」のような項目から追加できます。名称は多少違っても、「常にアクティブ」「例外」「除外」といった言葉が入っている項目が目印です。
追加の方法は、現在開いているタブから選ぶ方法と、URLを手入力する方法の2種類が用意されていることが多いです。タブから選ぶ方法は早い一方で、手入力は後から増やすときに管理しやすいです。
手入力する場合は、まずはドメインだけを入れてみると管理が楽です。ページ単位で細かく入れすぎると一覧が増えがちなので、最初は大きめの単位で登録して様子を見るのがコツです。
追加したサイトは一覧に表示され、後から削除や編集もできます。まずは「困りやすいサイトだけ」少数から入れて、必要になったら追加していく運用が無難です。
例外に入れるべきサイトの目安(会議/チャット/入力フォーム等)
例外に入れるべきか迷ったら、「止まると困るかどうか」を基準にすると判断しやすいです。具体的には、接続が切れる、作業状態が消える、再ログインが必要になる、といった不便が出るかどうかで考えます。
例えば、Web会議、社内チャット、オンライン授業、リモート操作などは、休止で切断や再接続が起きると困りやすいです。通知や呼び出しを逃したくない人は、チャット系は例外にしておくと安心です。
ネットバンキングや決済画面など、途中で戻るとセッションが切れやすいページも例外候補です。本人確認やワンタイムパスワードの入力中に再読み込みが起きると手戻りになるため、優先して登録する価値があります。
長文入力やフォーム入力が多いサービスは、入力途中のリスクを避けるため例外にしておくと安心です。下書きが自動保存されないサービスほど、例外登録の効果が大きいです。
逆に、検索結果や資料の控え、あとで読む記事などは休止しても困りにくいです。こうしたタブはメモリセーバーに任せ、重要サイトだけを例外で守る、というバランスが取りやすい運用です。
設定後に「効いているか」を確認する方法(チェック→原因特定につなぐ)
設定したのに体感が変わらないときは、まず「メモリセーバーが実際に動いているか」と「重い原因が別のところにあるか」を切り分けて考えることが大切です。体感だけで判断すると分かりにくいため、挙動と数値の両面から確認します。
確認の方法は大きく分けて2つあり、タブの見た目や動きを観察する簡易チェックと、Chromeのタスクマネージャで具体的な数値を見る方法があります。最初は簡易チェックから始め、判断がつかなければ数値で確認するとスムーズです。
タブの挙動で分かるサイン
メモリセーバーが働くと、しばらく触っていないタブに戻ったときに再読み込みが起きることがあります。これは、休止していたタブを復元するための正常な動きです。
また、Chromeの表示によっては、非アクティブなタブに専用のアイコンや表示が付くことがあります。こうした表示が出ていれば、メモリセーバーが機能している目安になります。
タブが休止されるタイミングは一定ではなく、PCのメモリ残量や同時に動いているアプリの負荷にも影響されます。常に同じ条件で起きるわけではない点に注意が必要です。
重い作業を始めたときだけ休止が増えることもあるので、普段の軽い作業時と、動画編集や会議など負荷が高い作業時の両方で挙動を見比べると分かりやすいです。
Chromeのタスクマネージャで確認(重いタブ特定にも)
より確実に確認したい場合は、Chromeのタスクマネージャを使って、タブや拡張機能ごとのメモリ使用量を確認します。数値で見ることで、感覚だけでは気づきにくい原因が見えてきます。
Chromeのメニューから「その他のツール」に進み、「タスクマネージャ」を開くと一覧が表示されます。ここには、現在開いているタブや拡張機能がすべて並びます。
一覧の中で、メモリ使用量やCPU使用率が突出している項目があれば、それが重さの原因になっている可能性が高いです。とくに一部のタブだけ極端に数値が高い場合は要注意です。
原因になっている項目を選んで「プロセスを終了」すると、応急処置として動作が軽くなることがあります。フリーズしかけている場合の一時的な対処として有効です。
ただし、終了するとそのタブの作業状態が失われる場合があります。入力途中の内容や未保存の作業がある場合は、必ず保存やコピーをしてから実行するようにします。
メモリセーバーを有効にしてもChromeが重い場合の対処法(原因別の切り分け)
メモリセーバーは万能ではないので、重さが残る場合は原因別に順番に当たりを付けるのが近道です。メモリが空いても、CPUが高負荷だったり、描画が詰まっていたりすると体感は改善しないことがあります。
ここでは、よくある原因を「タブ」「拡張機能」「描画やGPU」「キャッシュやプロセス肥大」の順で見ていきます。上から順に試すことで、手戻りを減らしながら原因の当たりを付けられます。
特定のタブが原因のとき(動画/SNS/会議/地図など)
特定のタブだけ重い場合は、そのタブが大量のメモリやCPUを使っている可能性があります。まずは「どのタブで重いのか」を特定できると、最短で改善につながります。
動画配信、地図、SNSのタイムライン、Web会議などは、表示が動き続けるため負荷が上がりやすいです。広告や自動再生、リアルタイム更新が多いページほど、裏で処理が走り続ける傾向があります。
まずはタスクマネージャで該当タブの使用量を確認し、異常に高いものを見つけます。メモリだけでなくCPUも合わせて見ると、動画や会議系の負荷を見抜きやすいです。
改善策としては、不要なタブを閉じる、ページを再読み込みする、画質を下げる、別ウィンドウに分けるなどが有効です。加えて、同じサイトを複数タブで開いているなら統合する、再生中のタブを最小限にする、といった整理も効きます。
タブを閉じたくない場合は、重いサイトを例外に入れるよりも、作業の区切りでタブを整理する方が軽くなることがあります。例外に入れると休止しなくなる分、メモリを抱え続けるので、ケースによっては逆効果になる点に注意します。
拡張機能が原因のとき(停止→原因特定→代替)
拡張機能は便利ですが、常時動作してメモリやCPUを消費するものもあります。とくに広告ブロック、パスワード管理、翻訳、画面キャプチャ、開発者向けツールなどは、ページごとに処理が走ることがあります。
重さが続くときは、いったん拡張機能を一時的にオフにして、体感が変わるかを見ます。オフにした瞬間に軽くなるなら、拡張機能が原因の可能性が高いです。
切り分けのコツは、全部を一度に消すのではなく、負荷が大きそうなものから順にオフにすることです。1つずつ試すと時間はかかりますが、原因を特定できれば以後の再発対策がしやすくなります。
よく使う拡張機能でも、同じ用途の軽い代替が見つかる場合があります。機能が重複している拡張機能が複数入っているなら、どれか1つに絞るだけでも負荷が下がることがあります。
不要になった拡張機能は削除すると、起動時の重さも減りやすいです。使う場面が限られる拡張機能は、常時有効にせず必要なときだけオンにする運用も有効です。
描画・GPU周りが原因のとき(ハードウェアアクセラレーション等)
スクロールがカクつく、動画が途切れるなどの症状は、描画の処理が詰まっている可能性があります。ページ自体は軽くても、表示の描き換えが多いサイトだとカクつきやすいです。
Chromeには、GPUを使って描画を軽くする「ハードウェア アクセラレーション」の設定があります。多くの環境ではオンで快適になりますが、機種やドライバとの相性で逆に不安定になることもあります。
環境によってはオンで改善する場合もあれば、逆に相性で不安定になる場合もあります。症状が「カクつき」中心なら、この設定の影響を受けている可能性があります。
症状が続くなら、オンとオフを切り替えて比較し、改善する方を採用します。切り替えた後はChromeを再起動してから再テストすると、違いが分かりやすいです。
あわせて、グラフィックドライバやOS更新が遅れていないかも確認すると安全です。更新が止まっていると、動画再生や描画処理で不具合が起きやすくなります。
キャッシュ/プロセス肥大が原因のとき(再起動・整理)
長時間Chromeを開きっぱなしにすると、タブを閉じてもプロセスが残ってメモリを持ち続けることがあります。タブの入れ替えが多い人ほど、知らないうちに負荷が積み上がることがあります。
まずはChromeをいったん終了し、再起動して状態をリセットします。可能ならPCの再起動も合わせると、メモリやバックグラウンド処理が整理されやすいです。
そのうえで、タブを大量に開く使い方なら、ウィンドウを用途別に分けて管理すると負荷が分散しやすいです。たとえば「調べ物」「作業用」「会議用」などに分けると、必要なときだけ負荷がかかる形にしやすくなります。
キャッシュや閲覧データが積み上がると不具合が出ることがあるので、定期的に整理するのも手です。サイトの表示崩れや読み込み不良が併発している場合は、キャッシュが影響している可能性があります。
ただし、ログイン情報やサイト設定が消える場合があるので、消す範囲は確認してから実行します。不安なら、まずはキャッシュのみなど影響が小さい項目から試すと安全です。
原因が分からない場合の総点検(チェックリスト:上から順に)
原因がはっきりしないときは、低コストで効果が出やすい順に、チェックリストとして上から進めるのが安全です。いきなり大きな変更(リセットや再インストール)に走るより、まずは「戻せる・失敗しにくい手順」から試すと、時間もストレスも減らせます。
作業を進めながら「どの操作で改善したか」をメモしておくと、再発時にも役立ちます。可能なら、実行した日時と、変化した症状(起動が速くなった/スクロールが滑らか/動画が止まらない等)も一緒に残しておくと、原因の当たりを付けやすくなります。
1) Chrome最新化 → 2) PC再起動 → 3) タブ整理
最初に、Chromeが最新の状態かを確認し、更新があれば適用します。古いバージョンだと不具合が残っていたり、パフォーマンス改善が取り込まれていなかったりするので、最初にやる価値があります。
次に、PCを再起動して、メモリの状態をリセットします。Chrome以外にも、バックグラウンドで動いているアプリや常駐ソフトが重さの原因になっていることがあるため、再起動で一度まっさらにするのが手堅いです。
そのうえで、使っていないタブを閉じ、同時に開く数を減らします。タブが多いとメモリだけでなくCPUや描画処理も増えるので、まずは「いま使うものだけ残す」だけで改善するケースがよくあります。
この3つだけで改善するケースも多いので、最初にやる価値があります。再起動後は、重いと感じていた作業(会議サイト、動画、複数タブの比較など)を同じ条件で試して、変化が出たか確認します。
2) シークレットで検証(拡張機能の影響を切り分け)
次に、シークレットウィンドウを開いて、同じサイトで重さが再現するかを見ます。通常のウィンドウと並べて同じ操作をすると、差が分かりやすいです。
シークレットでは拡張機能が無効になっていることが多いので、拡張機能が原因かどうかの切り分けに使えます。もしシークレットでも同じように重いなら、拡張機能以外(サイト側の負荷、回線、PC性能など)に原因がある可能性が高くなります。
シークレットで軽いなら、拡張機能や設定のどこかに原因がある可能性が高いです。この場合は、拡張機能を1つずつオフにしていき、どれで改善するかを探すと再発対策につながります。
3) プロファイル切り替え/新規作成で検証
さらに切り分けるなら、Chromeのプロファイルを切り替えるか、新規プロファイルを作って試します。プロファイルは「ユーザーごとの設定一式」なので、環境を丸ごと分けて検証できます。
プロファイルを変えると、拡張機能や履歴、設定の影響を分離しやすくなります。新規プロファイルは初期状態に近いので、「Chrome自体は軽いのに、いつもの環境だけ重い」という状況を判断しやすいです。
新規プロファイルで軽い場合は、元プロファイル側の設定やデータに原因があると考えられます。原因が拡張機能なら整理し、ブックマークなど必要なデータだけを移す、といった形で安全に復旧できます。
4) 設定リセット(最終手段)
最後の手段として、Chromeの設定をリセットして初期状態に近づける方法があります。ここまで試しても改善しない場合の「出口」として覚えておくと安心です。
リセットすると、起動時ページや検索エンジン、拡張機能の状態が変わることがあるため、影響を理解してから実行します。作業効率に直結する設定が戻ることもあるので、必要ならスクリーンショットを撮っておくと復元しやすいです。
不安がある場合は、まずプロファイルを分けて移行する方法から試すと安全です。新規プロファイルを本番用にし、元プロファイルはしばらく残しておくと、必要な情報を後から確認できます。
Chromeのメモリセーバーに関するよくある質問と答え(離脱防止)
最後に、よく出る疑問をまとめておくと、設定後の不安を減らせます。メモリセーバーは便利な反面、挙動を知らないと「壊れたのでは?」と感じやすいので、気になる点を先に潰しておくのがおすすめです。
タブが再読み込みされるのは故障?仕様?
メモリセーバーをオンにしていると、休止したタブに戻ったときに再読み込みが起きることがあります。タブをクリックした瞬間に画面が更新されたり、読み込みアイコンが回ったりするのは、よくあるパターンです。
これは故障というより、メモリを空けるための仕様として起きる挙動です。休止中はタブの動作を止めてメモリを解放するので、戻ったときにページの復元が必要になります。
再読み込みが困るサイトは、例外に登録して休止しないようにするのが基本の対策です。特に、入力フォーム、管理画面、チャット、会議、作業途中の編集画面などは例外にしておくと安心です。
また、再読み込みが起きても困らないタブ(検索結果、読み終えた記事、資料の控えなど)はそのままにしておくと、メモリ節約の効果を出しやすいです。
スマホ(Android/iPhone)にも同じ機能はある?
スマホ版のChromeは、OS側の仕組みも含めてメモリ管理が行われるため、PC版と同じ画面構成にならないことがあります。スマホはバックグラウンドアプリをOSが自動で制御するため、PCのように「タブを休止する設定」が見えにくいことがあります。
同じ名前の設定が見つからない場合は、まずPC版での機能だと考えて確認すると迷いにくいです。スマホで「タブが勝手に読み込み直される」挙動がある場合も、それはOSやアプリ側の省メモリ動作として起きることが多いです。
オフにした方がいいケースは?
常に接続が必要なWebアプリを多用する人は、再読み込みがストレスになる場合があります。例えば、リアルタイム監視のダッシュボード、チャットの通知待ち、Web会議の待機画面、常時ログインが必要な業務ツールなどは、休止の影響を受けやすいです。
その場合は、メモリセーバーをオフにするか、重要サイトを例外にしてから様子を見るのが無難です。いきなりオフにする前に、例外を増やして不便が消えるかを試すと、軽さと快適さのバランスを取りやすくなります。
例外設定はどんなサイトを入れるべき?
例外に入れる候補は、Web会議、チャット、オンライン学習、入力フォーム、決済関連などです。ほかにも、二段階認証やセッション切れが起きやすいサイト、長時間の作業状態を保持したいサービス(編集画面、管理画面など)は例外に向いています。
逆に、調べ物の控えや、読み終えた記事のタブは、休止しても困りにくいので例外に入れなくて大丈夫です。「止まると困るものだけ例外、その他は任せる」という運用にすると、例外が増えすぎず管理しやすいです。
どれくらいメモリが節約できる?目安は?
節約できる量は、開いているタブの種類や拡張機能、PCのメモリ容量によって大きく変わります。動画や会議、SNSのように動き続けるタブが多いと節約効果が出やすい一方で、軽いページ中心だと差が小さく感じることもあります。
体感としては、タブを多く開くほど効果が分かりやすいので、まずオンにして普段の使い方で比べるのが確実です。分かりやすく測りたい場合は、同じ条件で「タブを多めに開いた状態」と「少なめの状態」を作り、タスクマネージャでメモリ使用量を見比べると納得しやすくなります。
まとめ:おすすめの使い方テンプレ
最後に、迷ったときの使い方をテンプレとして押さえておくと運用が楽です。細かい設定に悩むより、まずはこの流れで回すと、軽さと使い勝手のバランスを取りやすくなります。
基本はメモリセーバーをオンにして、タブを閉じずに作業を続けやすくします。普段どおりにタブを開きつつ、重くなりにくい状態を作るのが狙いです。
Web会議やチャットなど止まると困るサイトは例外に登録して、再読み込みのストレスを減らします。特に、通知を逃したくないサービスや、入力・編集中の画面があるサービスは優先して例外にしておくと安心です。
重い日だけはタスクマネージャで重いタブや拡張機能を特定して、原因を絞って対処します。常に細かく監視する必要はなく、「今日は重いな」と感じたときだけ確認する運用でも十分効果があります。