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外付けHDDと何が違う?NASが便利と言われる理由と向く人・向かない人

k.w
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Contents
  1. 外付けHDDと何が違う?NASが便利と言われる理由と向く人・向かない人
  2. NASとは?外付けHDDとの違いをやさしく整理(ここが最重要)
  3. NASが便利と言われる理由(2つのポイント)
  4. NASのメリット(使って分かった良いところ)
  5. NASのデメリット(先に知っておきたい注意点)
  6. NASが向く人・向かない人(買う前の判断)
  7. 違いを知ると「自分に必要か」が決めやすい
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外付けHDDと何が違う?NASが便利と言われる理由と向く人・向かない人

NASが気になっているけれど、「外付けHDDと何が違うの?」「結局、自分に必要?」と迷う人は多いです。

この記事では、NASの基本と外付けHDDとの違いを、むずかしい言葉をできるだけ使わずに整理します。

メリットだけでなく、つまずきやすい点や注意点も合わせて書くので、買う前の判断材料にしてください。

この記事でわかること(最初に結論)

NASは、ざっくり言うと「家の中のデータ置き場を、みんなで使えるようにしたもの」です。

外付けHDDは基本的に、つないだ1台のパソコンで使うことが多いのに対して、NASはネットワークにつながっていて、複数の機器から同じデータへアクセスできます。

そのため、写真や動画、仕事のファイルなどが増えてきたときに、整理と共有が楽になることがあります。

ただし、最初の設定が必要だったり、故障や設定ミスで困る可能性もあります。

便利さと手間のバランスを理解すると、「買う」「買わない」を決めやすくなります。

よくある質問:NASは買ってすぐ使えますか?

Q. NASは買ってすぐ使えますか?

A. 多くの場合、最初に初期設定が必要です。画面の案内にそって進めればできることも多いですが、ネットワークやアカウント設定で少し時間がかかることがあります。

NASとは?外付けHDDとの違いをやさしく整理(ここが最重要)

NASと外付けHDDはどちらもデータを保存できますが、「使い方の前提」がけっこう違います

違いを先に押さえると、以降のメリット・デメリットがスッと理解できます。

NASと外付けHDDの違いは「つながり方」と「共有のしやすさ」

外付けHDDは、USBなどでパソコンに直接つないで使う保存場所です。

基本的には、つないだそのパソコンからアクセスします。

持ち運びもしやすく、設定が少なくて済む点が強みです。

一方、NASは家庭や職場のネットワークにつないで使う保存場所です。

ルーターやスイッチングハブなどを通して、複数の機器が同じ保存場所にアクセスできます。

言い換えると、外付けHDDが「ひとり用の引き出し」なら、NASは「みんなで使える棚」に近いです。

ただし、ネットワークにつなぐぶん、最初の設定や管理の考え方が必要になります。

便利さは上がりやすいですが、使い方を間違えると「アクセスできない」「共有がうまくいかない」などで詰まることもあります。

よくある質問:ルーターがあればNASは使えますか?

Q. ルーターがあればNASは使えますか?

A. 使えることが多いです。一般的には、NASを家庭のルーターにつないで、同じネットワーク内のパソコンやスマホからアクセスします。

比較で一発理解:NASと外付けHDDの違い(表)

言葉で読むより、違いを並べたほうが理解しやすいです。

細かい機能は製品によって変わりますが、イメージは次のようになります。

比較ポイントNAS外付けHDD
使い方の基本ネットワークにつないで使う端末に直接つないで使う
データ共有複数端末で共有しやすいつないだ端末が中心
外出先からの利用設定次第で可能なことがある基本は難しい
バックアップの自動化自動化しやすい製品が多い手動になりがち
容量の増やし方構成次第で増やしやすい追加HDDが増える
初期設定必要(最初は少し手間)ほぼ不要
故障時の考え方仕組み理解が必要つないでいるHDDが中心

この表を見て、「共有したい」「自動で守りたい」「端末が複数ある」という人はNASが向きやすいです。

逆に、「1台で完結」「持ち運びたい」「設定したくない」という人は外付けHDDが合うこともあります。

よくある質問:結局どっちが安いですか?

Q. 結局どっちが安いですか?

A. 初期費用だけなら外付けHDDのほうが安いことが多いです。ただ、複数台のパソコンで同じデータを管理したり、バックアップ用に台数を増やすと、トータルで差が小さくなる場合もあります。

NASでできる基本のこと(まずはこの3つ)

NASでできることはたくさんありますが、最初は3つにしぼると分かりやすいです。

1つ目は、保存です。写真や動画、書類をまとめて置けます。

2つ目は、共有です。家族や複数端末から同じフォルダを見られるようにできます。

3つ目は、自動バックアップです。決まった時間に自動でコピーを取るなど、手間を減らせることがあります。

ここで大事なのは、「バックアップ=別の場所にもう1つ置く」という考え方です。

NASの中で仕組みを組む場合もあれば、別の外付けHDDや別の場所へコピーする場合もあります。

よくある質問:スマホだけでもNASは活用できますか?

Q. スマホだけでもNASは活用できますか?

A. 活用できる場合があります。スマホ用のアプリが用意されているNASもあり、写真の取り込みやファイル閲覧がしやすくなることがあります。

NASが便利と言われる理由(2つのポイント)

NASが「便利」と言われる理由は、たくさんの機能があるからだけではありません。

生活の中で困りやすいポイントを、まとめて解決しやすいところに強みがあります。

理由1 コスパよくデータをまとめて管理できる

データが増えると、保存場所が散らばりがちです。

パソコン本体、外付けHDD、スマホ、古いノートPCなどにバラバラだと、どこに何があるか分からなくなります。

NASがあると、保存場所を1つに寄せやすくなります。

写真や動画の置き場が決まるだけでも、探す時間が減ります。

さらに、家族で同じ写真フォルダを見るなど、「同じものを共有する」使い方がしやすいのもポイントです。

コスパという意味では、端末が複数ある家庭ほど効きやすいです。

外付けHDDを台数ぶん用意して、それぞれに同じデータをコピーするのは手間もお金もかかります。

一方、NASなら、中心の保存場所を1つ用意して、そこへアクセスする形にできます。

ただし、NAS本体とHDD(またはSSD)をそろえる必要があるので、最初の出費は大きめになりがちです。

安さだけで選ぶより、「管理の手間がどれだけ減るか」を含めて考えると失敗しにくいです。

よくある質問:NASは月額料金がかかりますか?

Q. NASは月額料金がかかりますか?

A. 基本的には本体を買い切って使う形が多いです。ただし、リモート機能や追加サービスなどで有料プランが用意されている場合もあります。

理由2 外付けHDDより高機能で「できること」が広い

外付けHDDは「つないだら使える」反面、できることはシンプルです。

NASはネットワークにつながっているので、使い方の幅が広がります。

たとえば、外からアクセスできるように設定できる場合があります。

旅行先や外出先で、家に置いたデータを見られると便利です。

ただし、外からアクセスする機能は設定の考え方が難しくなることもあるので、必要になったときに少しずつ理解すれば十分です。

次に、ユーザー分けです。

家族の中でも「共有したいフォルダ」と「見せたくないフォルダ」があります。

NASは、ログインするユーザーごとに見える範囲を分けられることがあり、共有の失敗を減らせます。

さらに、アプリ連携があります。

写真の整理、動画の管理、バックアップのスケジュールなど、専用アプリで操作しやすい場合があります。

ここは製品差が出やすいので、機能を使いこなすより先に、まずは基本の保存と共有から始めるのが安心です。

よくある質問:NASの機能はメーカーで大きく違いますか?

Q. NASの機能はメーカーで大きく違いますか?

A. 使えるアプリや設定画面の分かりやすさなどは差が出ることがあります。できることの方向性は似ていても、得意分野が違う場合があります。

NASのメリット(使って分かった良いところ)

ここでは、日常で「助かる」と感じやすいメリットを3つにまとめます。

特に、家族や複数端末で使う人ほど効果が出やすいです。

メリット1 データ共有がとにかく簡単(家族・複数PCで強い)

NASのいちばん分かりやすいメリットは、共有のしやすさです。

外付けHDDだと、つないだパソコンにしかデータがなく、別のパソコンから見たいときにコピーが必要になります。

NASなら、家のネットワークにつながっている端末から、同じフォルダを開けるようにできます。

たとえば、家族の写真を一か所にまとめて、スマホからもパソコンからも見られるようにする、という使い方ができます。

仕事用のファイルを自宅のPCとノートPCで共通化する、といった場面でも役に立ちます。

また、共有の失敗を減らせるのも利点です。

「間違って削除した」「誰かが上書きした」などは完全には防げませんが、ユーザー分けやアクセス権の設定で、できるだけ事故を減らせることがあります。

最初から完璧に作るより、まずは共有フォルダを1つ作って慣れると続けやすいです。

よくある質問:共有したくないフォルダは分けられますか?

Q. 共有したくないフォルダは分けられますか?

A. 分けられる場合が多いです。ユーザーごとに見えるフォルダを分けたり、読み取り専用にしたりできることがあります。

メリット2 写真・音楽・動画をまとめて管理しやすい

NASは「家のメディア置き場」としても便利です。

スマホの写真が増えてくると、クラウドと端末と外付けHDDで管理が分散しやすくなります。

NASにまとめておくと、どこにあるかが分かりやすくなります。

動画も同じです。

家族の思い出動画、撮りためた映像、趣味の素材などは容量が大きくなりがちです。

NASに置き場を作っておくと、パソコンの空き容量に余裕が出ることがあります。

音楽や写真、動画を見やすくする仕組みは、製品やアプリによってできる範囲が変わります。

そのため、最初は「保存して見つけやすい」だけでも十分価値があります。

慣れてきたら、再生や整理の機能を追加で試すくらいが無理がありません。

よくある質問:テレビでNASの動画は見られますか?

Q. テレビでNASの動画は見られますか?

A. できる場合があります。テレビ側の機能や対応形式、家庭内ネットワークの環境によって変わるため、使いたい機器の対応状況を確認すると安心です。

メリット3 自作PCより手軽で、始めやすい

「ファイルサーバーを作るなら、古いPCや自作PCでいいのでは?」と思う人もいます。

たしかに可能ですが、NASのほうが始めやすい場合があります。

理由は、専用機として設計されているからです。

設定画面が用意されていて、初心者でも手順どおりに進めやすいことがあります。

また、24時間動かす前提の設計になっている製品もあり、置き場所や消費電力の面で扱いやすい場合があります。

もちろん、NASでも設定が必要ですし、分からない点がゼロになるわけではありません。

ただ、何でも自由にできる自作PCより、やることが絞られている分、迷いにくいというメリットがあります。

よくある質問:パソコンが苦手でも設定できますか?

Q. パソコンが苦手でも設定できますか?

A. できることも多いです。最近は画面の案内が分かりやすい製品もあります。ただ、ネットワーク用語が出てくる場面があるので、時間に余裕がある日に進めるのがおすすめです。

NASのデメリット(先に知っておきたい注意点)

便利な道具ほど、気をつけたい点もあります。

ここを知らずに買うと「思っていたのと違う」となりやすいので、先に確認しておきましょう。

デメリット1 初期設定が必要で、最初だけ手間が出る

外付けHDDは、つないでフォーマットすればすぐ使えることが多いです。

NASは、ネットワークに参加させる機械なので、最初に設定が必要になります。

よくある作業は、次のようなものです。

  • NAS本体をネットワークに接続する
  • 管理者アカウントを作る
  • フォルダを作って、共有の範囲を決める
  • バックアップの動きを決める

ここでつまずきやすいのは、「どの端末からアクセスするのか」「ユーザーごとに何を許可するのか」です。

最初から完璧に作ろうとすると疲れます。

まずは自分だけが使う形で動作確認をして、次に家族共有を追加する、という順番だと進めやすいです。

また、NASは設定が多い分、触っているうちに何かを変えてしまうことがあります。

設定画面で分からない項目は、無理にいじらないのが安全です。

よくある質問:初期設定でよくある失敗は何ですか?

Q. 初期設定でよくある失敗は何ですか?

A. ネットワークの接続先を間違える、ユーザーの権限を強くしすぎる、共有フォルダの場所が分からなくなる、といったケースがあります。手順をメモしながら進めると戻しやすいです。

デメリット2 故障や設定ミスでデータを失う可能性がある(RAIDの誤解に注意)

NASはデータの置き場なので、壊れたときの影響が大きいです。

これは外付けHDDでも同じですが、NASは「全部まとめる」ぶん、消えたときのダメージが大きく感じやすいです。

ここでよく出てくる言葉がRAIDです。

RAIDは、複数のHDDを組み合わせて、1台が壊れてもすぐに全部消えないようにする仕組みの一つです。

ただし、RAIDがあるからといって、どんな事故でも守れるわけではありません。

たとえば、次のようなことは起こりえます。

  • 誤って削除したデータは、RAIDでも戻らないことがある
  • 設定ミスで上書きしてしまうことがある
  • 本体の故障やトラブルでアクセスできなくなる場合がある
  • ランサムウェアなど、別の種類の被害が起きる可能性がある

だからこそ、一般論としては、バックアップを別に持つ考え方が大切です。

別の外付けHDDにコピーする、別の場所にもう1つ保管する、など「同じデータを別の場所にも置く」ことが基本になります。

どの方法が合うかは環境によって変わるので、まずは大事なデータから優先して守る、と考えるのが現実的です。

よくある質問:RAIDを組めばバックアップはいりませんか?

Q. RAIDを組めばバックアップはいりませんか?

A. RAIDは故障に強くする考え方の一つですが、削除や設定ミスなどを防ぐ仕組みではない場合があります。別の場所にコピーを持つことも検討材料になります。

NASが向く人・向かない人(買う前の判断)

最後に、「どんな人に向くか」を整理します。

ここがはっきりすると、スペック比較より先に、必要性を判断しやすくなります。

向く人チェック:こういう使い方ならNASがハマりやすい(表)

次に当てはまるものが多いほど、NASの良さを感じやすいです。

チェック項目当てはまると何が楽?
家族や複数人で写真を共有したい置き場が1つになり探しやすい
パソコンやスマホが複数ある同じデータを何度もコピーしなくて済む
写真・動画が増え続けているまとめて整理しやすい
自動でバックアップしたい手動の手間を減らしやすい
外出先からデータを見たいことがある設定次第でできる場合がある
外付けHDDの管理が面倒になってきた迷子ファイルが減りやすい

すべてを最初から使いこなす必要はありません。

「共有」か「自動バックアップ」のどちらか一つでも刺さるなら、NASは検討する価値があります。

よくある質問:何人くらいで使うと効果を感じますか?

Q. 何人くらいで使うと効果を感じますか?

A. 2人以上で同じデータを扱う機会があると、共有のメリットが出やすいです。1人でも複数端末を使う人は、管理が楽になることがあります。

向かない人チェック:外付けHDDでも十分なケース(表)

次の項目が中心なら、外付けHDDのままでも困らないことがあります。

チェック項目外付けHDDが合いやすい理由
使うのは基本1台のパソコンだけ共有の仕組みが不要
持ち運びが多い直接つなぐほうが簡単
設定や管理をしたくないつないですぐ使える
保存するデータ量がそこまで多くない追加投資が不要
大事なデータは別の方法で管理している役割が明確で迷いにくい

NASは便利ですが、必要がなければ無理に導入するものでもありません。

今の困りごとが「共有」「自動化」「置き場の整理」ならNAS、そうでなければ外付けHDD、という考え方でも十分です。

よくある質問:外付けHDDを続けるなら何に気をつける?

Q. 外付けHDDを続けるなら何に気をつける?

A. 1台だけに大事なデータを集めすぎないこと、コピーを別に持つこと、抜き差しや落下など物理的な事故に注意することが基本になります。

違いを知ると「自分に必要か」が決めやすい

外付けHDDとNASは、どちらが上というより、得意な使い方が違います。

NASは、データを家の中で共有しやすく、管理や自動化をまとめて行いやすいのが強みです。

その代わり、最初の設定や、データを守る考え方が必要になります。

まずは、今の困りごとが何かを一つ決めてください。

「写真の置き場がバラバラ」「家族で共有したい」「バックアップを自動にしたい」など、1つでもはっきりすると選びやすいです。

今日の要点まとめ

  • 外付けHDDは端末に直接つなぐ保存場所、NASはネットワークにつなぐ保存場所
  • NASは共有と自動化が得意で、端末が複数あるほど便利さを感じやすい
  • NASは最初の設定が必要で、データを守る考え方も一緒に持つと安心
  • 共有や整理が目的ならNAS、シンプルで足りるなら外付けHDDでも十分

よくある質問:まず最初にやるべきことは何ですか?

Q. まず最初にやるべきことは何ですか?

A. 何を解決したいかを決めるのが先です。共有をしたいのか、バックアップを楽にしたいのか、写真や動画の置き場を整理したいのかで、必要な機能や構成が変わります。

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