WebページやPDFに直接メモを書き込む簡単なやり方(スマホ・タブレット)
WebやPDFに直接メモを書くとどんなメリットがある?
スマホやタブレットで、WebページやPDFを読む機会はとても増えました。ニュース記事、マニュアル、学校のプリント、仕事の資料など、画面の中だけで完結するものが多いですよね。
ここで「紙に印刷してメモを書く」のではなく、「画面の上にそのままメモを書く」ことができると、とても便利になります。
まず、紙に印刷する場合とのちがいを整理してみましょう。
- 紙に印刷する場合
- 印刷の手間やインク・用紙のコストがかかる
- 持ち歩くと、どうしてもかさばる
- メモの内容を、あとから検索するのがむずかしい
- 画面に直接メモする場合
- 印刷しなくてよいので、コストも手間も少ない
- スマホやタブレット1台あれば、たくさんの資料を持ち歩ける
- メモをデータとして保存できるので、探しやすく整理もしやすい
社会人の方なら、こんな場面を思い出すかもしれません。
- 上司から送られてきたPDF資料にチェックを入れながら読む
- 会議前に、気になるポイントにマーカーを引いておく
- 出先で空き時間に、資料のメモだけサッと見直す
学生の方なら、次のような場面が近いでしょう。
- 教科書代わりのPDFや電子資料に線を引き、重要な部分をおさえる
- 問題集の解説PDFに、自分なりのポイントを書き足す
- テスト前に、線を引いたところだけを中心に見直す
このように、WebやPDFにメモを書けるようになると、「気になったところに印をつける」「あとで見返す」という行動が、紙のときと同じように、あるいはそれ以上にやりやすくなります。
一方で、手書きメモがあまり向いていない場面もあります。たとえば、長い文章を一から書きたいときや、正確な数字をたくさん書き写したいときは、キーボード入力のほうが向いている場合が多いです。手書きのメモは、あくまで「ポイントを残す」「読みながら考えたことを書きとめる」といった用途に向いていると考えるとよいでしょう。
WebやPDFにメモを書くのはパソコンがないとむずかしいですか?
スマホやタブレットだけでも、多くの場合は十分にメモを書くことができます。指だけで線を引いたり、簡単なコメントを書いたりすることもできますし、タッチペンがあれば、より書きやすく感じる人もいます。
くわしい手順やコツは、次の見出しから、順番に見ていきましょう。
画面にメモする前に知っておきたい3つの基本パターン
いきなり細かい操作の説明に入る前に、まずは「どんなやり方があるのか」をざっくり整理しておきましょう。スマホやタブレットで、WebページやPDFにメモを書く方法は、大きく分けて3つのパターンがあります。
1つ目は、画面の写真をとって、そこに書く方法です。
- パターン1:画面の写真(スクリーンショット)にメモを書く
- いま表示している画面を、そのまま写真のように保存する
- 写真アプリの「編集」機能から、ペンやマーカーで線を引いたり、文字を書き足したりする
ここで出てきた「スクリーンショット」という言葉は、「画面の写真」をとる機能だと考えてください。いつものカメラで撮る写真とはちがい、画面に表示されている内容を、そのまま画像として保存するものです。
2つ目は、PDFの中に直接書き込む方法です。
- パターン2:PDFを開いて、その中に直接メモを書く
- PDFファイルを「PDFを開いて読むアプリ」で表示する
- アプリの中にあるペンマークやマーカーのボタンから、線や文字を書き込む
ここでいう「PDFを開いて読むアプリ」とは、PDFファイルを表示するためのアプリのことです。多くのスマホやタブレットには、最初からPDFを開けるアプリが入っていますし、無料でダウンロードできるアプリもたくさんあります。
3つ目は、ブラウザやメモアプリなどの専用機能を使う方法です。
- パターン3:ブラウザやメモアプリの機能でメモを書く
- Webブラウザの「あとで読む」や「注釈」のような機能を使う
- メモアプリに記事のURLや一部の文章を保存し、自分のコメントをそえる
この方法は、「Webページをそのまま書きかえる」のではなく、「ページの内容」と「自分のメモ」をセットで保存するイメージです。あとで読み返すときに、「なぜこのページを保存したのか」「どこが大事だと思ったのか」がわかりやすくなります。
また、指で書く場合と、タッチペンで書く場合には、次のようなちがいがあります。
- 指で書くとき
- 道具がいらないので、すぐに始められる
- 細かい文字を書くのは少しむずかしい
- タッチペンで書くとき
- 細かい文字や図形が書きやすくなる
- ペン先や素材によって、書き心地が変わる
機種やアプリによって、ボタンの名前や場所は少しずつちがいます。ただ、多くの場合、「ペンのマーク」「マーカーのマーク」「メモのマーク」といったアイコンが用意されています。まずはそれらのボタンを探して、「どんなメモができそうか」を試してみるイメージで進めるとよいでしょう。
どのやり方が一番かんたんに始められますか?
もっとも気軽に試しやすいのは、「画面の写真(スクリーンショット)をとって、そこにメモを書く」方法です。ほとんどのスマホやタブレットに、最初からスクリーンショットの機能があり、写真アプリの編集画面からペンで書き込めることが多いからです。
まずはパターン1を試してみて、「画面にメモを書く」感覚に慣れてから、PDFや専用アプリを使う方法に進むと、ムリなくステップアップできます。
Webページにメモを書くかんたんな3つの方法
ここからは、Webページにメモを書く具体的な方法を見ていきます。むずかしい専門アプリを使わずに、身近な機能を中心に紹介します。
方法1:Webページのスクリーンショットをとってメモを書く
1つ目の方法は、いま見ているWebページのスクリーンショット(画面の写真)をとり、その画像にメモを書くやり方です。
一般的な流れは次のようになります。
- スマホやタブレットで、メモを書きたいWebページを開く
- ボタンの組み合わせなどでスクリーンショットをとる
- とった画像を写真アプリなどで開く
- 編集ボタンを押し、ペンマークのアイコンを探す
- ペンやマーカーの色・太さを選び、線や文字を書き込む
- 書き終わったら「保存」や「完了」を押す
スクリーンショットのとり方は、機種によって少しちがいます。たとえば「電源ボタン+音量ボタンを同時に押す」「電源ボタン+ホームボタンを押す」など、いくつかのパターンがあります。自分の端末で一度確認しておくと安心です。
この方法のよいところは、「いま見ている画面のまま保存できる」ことです。広告の位置やページのレイアウトも、そのまま残ります。あとで見返したときに、「このあたりの文章に線を引いたのだな」と思い出しやすくなります。
方法2:ページを保存してからメモアプリにコメントを書く
2つ目の方法は、Webページを「あとで読む」ために保存し、それをメモアプリと組み合わせて使うやり方です。ここでは、ページそのものに線を引くのではなく、「URL」と「自分のメモ」をセットで残します。
おおまかな流れは、次のようになります。
- メモを書きたいWebページを開く
- 共有メニューを開き、「メモアプリに送る」「あとで読むサービスに送る」などを選ぶ
- メモアプリ側で、そのページのタイトルやURLが保存される
- 同じ画面で、自分のコメントや気づきをテキストで入力する
この方法は、あとから検索したいときに便利です。たとえば、「三日前に読んだ記事で良いポイントがあったけれど、どのサイトだったか思い出せない」というときでも、メモアプリでキーワードを検索すれば、関連するページを見つけやすくなります。
「線を引く」というよりも、「ページの感想や要点を自分の言葉でまとめたい」という人に向いている方法です。
方法3:読みやすい表示+メモアプリでポイントを書き写す
3つ目の方法は、ブラウザの「読みやすい表示」のような機能とメモアプリを組み合わせるやり方です。
多くのブラウザには、広告やメニューを減らして、本文だけを読みやすく表示する機能があります。これを使うと、文字が大きくなったり、行間が広がったりして、内容をじっくり読みやすくなります。
この状態で記事を読みながら、重要だと思った部分だけをメモアプリに書き写していくと、「自分の理解に合わせて整理されたノート」を作ることができます。
この方法の流れは、次のようなイメージです。
- ブラウザで記事を開く
- 読みやすくするボタンを押し、本文だけの表示に切り替える
- 重要だと思った部分を読みながら、自分の言葉でメモを取る
- メモアプリに、記事のタイトルやURLもいっしょに書いておく
3つの方法の比較
ここで紹介した3つの方法を、かんたんな表で整理してみます。
| 方法 | 向いている人 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| スクリーンショットに書く | まず試してみたい初心者 | 画面の見た目のまま保存できる / すぐに始められる | 長いページは何枚も写真をとる必要がある |
| ページ+メモアプリ | 後から検索したい人 | URLとメモをセットで残せる / 文章でまとめられる | 画面上に直接線は引けない |
| 読みやすい表示+メモ | 内容をじっくり理解したい人 | 自分の言葉で整理したノートが作れる | 書き写す手間がかかる |
どの方法が正解というわけではなく、「自分が何をしたいか」によって向き・不向きが変わります。まずは1つ試してみて、「自分には合わないな」と感じたら、別の方法にもチャレンジしてみましょう。
スマホのブラウザ上で、文字の上に直接マーカーを引くことはできますか?
一部のブラウザや専用アプリでは、Webページの文字の上に直接マーカーを引けるものもあります。ただし、すべてのサイト・すべてのアプリで同じように使えるわけではありません。
そのため、まずはこのページで紹介したように、「スクリーンショット」や「メモアプリ」と組み合わせる方法を覚えておくと、環境が変わっても使いやすいです。慣れてきたら、専用のアプリの利用も検討してみるとよいでしょう。
PDFファイルに直接メモを書く基本手順
次に、PDFファイルに直接メモを書く方法を見ていきます。仕事の資料や学校のプリントなど、PDFで配られるものはとても多いので、ここをおさえておくと役立つ場面が増えます。
PDFファイルをスマホ・タブレットに入れる
まずは、PDFファイルをスマホやタブレットに入れるところからです。主なパターンは次の通りです。
- メールに添付されているPDFを、端末に保存する
- クラウドサービスに置いてあるPDFを、アプリから開く
- WebサイトからPDFをダウンロードする
どの場合でも、「保存」や「ダウンロード」のボタンを押すと、端末の中のどこかにPDFファイルが入ります。場所がわからなくなりがちな場合は、ファイルアプリなどを使って「最近追加したファイル」を確認してみましょう。
PDFを開いて読むアプリでメモを書く
PDFファイルを入れたら、「PDFを開いて読むアプリ」で表示します。多くのアプリでは、次のような流れでメモを書くことができます。
- アプリからPDFファイルを開く
- 画面の上や下にあるメニューの中から、ペンマークやマーカーマークのボタンを探す
- ペンの色や太さを選ぶ
- 画面の上で、線を引いたり文字を書いたりする
- 書き終わったら、保存ボタンや戻るボタンを押す
よくあるメモの機能には、次のようなものがあります。
- ペンツール:自由に線を書くための機能
- マーカーツール:文字の上から色を重ねて、ラインマーカーのように目立たせる機能
- テキストメモ:キーボードで文字を入力し、吹き出しのように表示する機能
- ふせんのようなコメント:小さなアイコンを置き、タップするとコメントがよめる機能
これらの機能を組み合わせると、紙のプリントに近い感覚で、重要なところに色をつけたり、自分の考えをメモしたりできます。
間違えたときの消し方と保存のポイント
PDFにメモを書いていると、線を引きすぎてしまったり、別の場所に文字を書いてしまったりすることがあります。そんなときは、次のような方法でやり直せることが多いです。
- 取り消しボタン(左向きの矢印のようなマーク)を押す
- 消しゴムのマークを選んで、消したい線をなぞる
アプリによって操作は少しちがいますが、「消しゴム」「取り消し」のようなボタンがどこかにあることが多いので、最初に一度探しておくと安心です。
また、保存のしかたにも注意しましょう。
- 上書き保存
- 元のPDFに、メモを書きこんだ状態で保存する
- もとの状態には戻せなくなる場合がある
- 別名で保存
- メモつきのPDFを、別のファイルとして保存する
- 元のPDFはそのまま残る
元のPDFを消したくない場合は、「別名で保存」や「コピーを保存」のようなメニューを選ぶと安心です。
端末によるちがいを大まかに知っておく
Windowsタブレット、iPad、Androidタブレットなど、端末の種類によって画面のデザインやボタンの位置はちがいますが、基本的な考え方は共通しています。
- ファイルを開く
- ペンやマーカーのボタンを探す
- メモを書いて保存する
この流れさえ覚えておけば、アプリが変わっても「ペンはどこかな」「保存はどこかな」と、少し探すだけで使い方がわかってくるはずです。
PDFに書き込んだメモは、ほかの端末でも同じように見られますか?
同じアプリや同じクラウドサービスを使っている場合は、ほかの端末でもメモをふくめてPDFを見られることが多いです。ただし、アプリどうしの相性によっては、表示され方が少しちがったり、一部のメモが見えなかったりすることもあります。
大切な資料で試す前に、まずは自分の端末だけで保存と再表示のテストをしてみると安心です。必要であれば、他の端末からも開いてみて、どのように見えるかを確認しておきましょう。
書きやすさと読みやすさが変わる小さなコツ(指・タッチペン共通)
ここからは、「とりあえず書けるようになった」あとで、書きやすさと読みやすさをよくするための小さなコツを紹介します。指でもタッチペンでも使えるものを中心にまとめます。
ペンの太さと色を決める考え方
メモを書いていると、ペンの太さや色を自由に選べるアプリが多いことに気づくと思います。選べるからといって、たくさんの色を使いすぎると、あとで見返したときにかえって分かりにくくなることがあります。
次のように、ざっくりとルールを決めておくと、読み返しやすくなります。
- 太めのペン:見出しや、とくに強調したい一言に使う
- 普通の太さのペン:ふつうのメモに使う
- 細めのペン:狭い場所に書くときや、補足メモに使う
色についても、2〜3色くらいにしぼると整理しやすいです。
- 黄色のマーカー:特に大事な部分に引く
- 青や緑:補足説明や、後で調べたいところに引く
- 赤:注意点や、まちがえやすい部分に使う
自分があとで見返したときに、「色を見ればだいたい意味が分かる」くらいのシンプルなルールにしておくと、メモの役に立ちやすくなります。
画面の拡大・縮小を上手に使う
細かい文字を書いたり、小さな図に印をつけたりするときは、画面を指で広げて拡大してから書くと、ぐっと書きやすくなります。
- 細かい部分にメモしたいときは、一度その部分を大きく表示する
- 書き終わったら、全体が見えるように縮小して、バランスを確認する
このひと手間をくわえるだけで、指でもタッチペンでも、読みやすいメモになりやすいです。
誤タップを減らす持ち方と姿勢
スマホやタブレットにメモを書いていると、意図せずボタンを押してしまったり、別の場所をさわってしまったりすることがあります。少しだけ持ち方や姿勢を工夫すると、こうした誤タップを減らせます。
- 片手でしっかりと本体を支え、もう片方の手で書く
- 机の上に置き、すべらないようにケースやカバーを使う
- 電車などゆれる場所では、無理に細かいメモを書こうとしない
自分にとって書きやすい姿勢を見つけておくと、「ちょっとメモしておこう」と思ったときにすぐ取りかかれるようになります。
指で書くときの注意点
指だけで書く場合は、道具を用意する必要がない代わりに、次のような点に気をつけるとよいでしょう。
- 画面を強くこすりすぎない
- 手の油や汚れが気になるときは、こまめに画面をふき取る
- 細かい文字を書きたいときは、無理をせず拡大表示を使う
指で書いた文字は、ペンに比べるときれいには見えないかもしれません。しかし、大切なのは「あとで自分が読めること」です。字の形よりも、どこに何を書いたかが分かるように意識してみてください。
タッチペンを使うときの注意点
タッチペンを使うと、細かい文字や図形が書きやすくなり、人によっては手が疲れにくいと感じることもあります。ただし、ペン先の素材と画面保護の組み合わせには注意が必要です。
- ペン先が硬すぎると、画面保護フィルムにキズがつきやすくなる
- ゴムのようにやわらかすぎると、反応がにぶいと感じることがある
タッチペンを自分で用意したい場合は、どんな素材が画面にやさしいか、どのように工夫すればよいかをまとめた別の記事を参考にしながら、自分の使い方に合うものを選ぶと安心です。
なるべくお金をかけずにタッチペンを試したい方は、家にある物でタッチペンを代用するアイデアを紹介した記事も参考になります。
指だけでも、あとで読みやすいメモにできますか?
指だけでも、工夫しだいであとから読みやすいメモにできます。たとえば、次のような点を意識してみてください。
- 細かい文字よりも、短い言葉や記号でポイントを残す
- 色分けやマーカーで、「ここが大事」という場所をはっきりさせる
- 同じ種類のメモは、できるだけ同じ色や位置に書く
きれいな字で書くことよりも、「自分があとで見返したときに分かる」ことを大切にすれば、指でも十分に役立つメモを作ることができます。
無料でできることと、有料アプリを考えるタイミング
最後に、「どこまで無料でできるのか」「有料アプリを使うなら、どんなときか」について整理しておきます。
端末にもともとある機能でできること
多くのスマホやタブレットには、最初から次のような機能やアプリが入っています。
- 画面の写真(スクリーンショット)をとる機能
- 写真に線や文字を書きこめる編集機能
- 簡単なPDFの表示と、マーカーやメモの機能
まずは、これらの機能を試してみるだけでも、多くの場面で「WebやPDFにメモを書く」ことができるはずです。
無料アプリでよくある特徴
アプリストアには、無料で使えるPDFアプリやメモアプリがたくさんあります。無料アプリには、次のような特徴や制限があることが多いです。
- 一度に開けるページ数が限られている
- 保存できるノートの数に制限がある
- 広告が表示される
- クラウドとの連携が一部だけに限られている
それでも、かんたんな使い方なら、無料アプリだけで十分という人も多いでしょう。
有料アプリで追加されやすい機能
有料のアプリや、有料プランにすると、次のような機能が使えるようになることがあります。
- 手書きのなめらかさが向上し、ペンの書き味に近い感覚になる
- パソコン・スマホ・タブレットなど、複数の端末でノートを自動的に同期できる
- ノートの中の文字を検索できる
- バックアップ機能が充実していて、データをなくしにくい
どの機能が必要かは、人によってちがいます。長くたくさんのノートをとりたい人や、仕事で毎日使う人は、有料アプリを検討する場面も出てくるかもしれません。
無料機能・無料アプリ・有料アプリの違いを整理
ここまでの内容を、表で整理してみます。
| 種類 | できること | 注意点 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 端末にもともとある機能 | スクリーンショットにメモ / 簡単なPDFへの書き込み | 機能がシンプルで、細かい設定はあまりできない | まず試してみたい初心者 |
| 無料アプリ | ページ管理やノート整理 / ある程度のPDF注釈 | 広告や機能制限があることが多い | 勉強や仕事でときどき使う人 |
| 有料アプリ | なめらかな書き味 / 端末間同期 / 文字検索など | 月額や買い切りの費用がかかる | 毎日たくさんメモをとる人 |
大切なのは、「今の自分の使い方に、本当に必要な機能はどれか」を考えることです。いきなり有料のものを使う必要はなく、まずは手元にある機能や無料アプリで試してみるとよいでしょう。
PDFにメモするなら、有料アプリはすぐに入れたほうがよいですか?
多くの場合、最初から有料アプリを入れる必要はありません。今の自分の使い方であれば、端末にもともと入っている機能や無料アプリで十分かもしれないからです。
まずは、
- スクリーンショットにメモを書いてみる
- 端末にもともと入っているPDFアプリでマーカーを引いてみる
- 無料のメモアプリでノートを作ってみる
といったことを試してみて、「もっとこうしたい」「ここが不便だ」と感じたら、そのタイミングで有料アプリを検討するのがおすすめです。
自分に合ったやり方で、少しずつ試してみる
WebページやPDFに直接メモを書く方法は、決してむずかしいものではありません。大事なのは、自分の目的と今の環境に合ったやり方を選び、少しずつ試してみることです。
- まずはスクリーンショットにメモを書く方法から始める
- 次にPDFアプリでのマーカーやメモに慣れていく
- 必要に応じて、メモアプリや有料アプリの利用も検討する
指でもタッチペンでも、工夫しだいで読みやすいメモを作ることができます。今日からできそうなところから、一つずつ試してみてください。