※の出し方はこれでOK!キーボードで『※』をすぐ入力する方法まとめ
※この注意のマークはどのようにしてキーボードから打つの?実はカンタンな入力方法5選
日本語入力(IME)がオンのときは、読みを入力して変換するのがいちばん手早い方法です。Windowsでは「こめじるし」と打って変換すると、候補に「※」が出ます。うまく出ない場合は「べいじるし」でも試せます。普段から日本語変換を使っている人なら、この方法だけ覚えておけば十分です。
英数入力(IMEオフ)のときは、記号パネルから選ぶ方法が便利です。Windows 10/11 では、キーボードの Windows キーとピリオド(.)を同時に押すと「絵文字・記号パネル」が開きます。上部タブで「記号」を選び、カテゴリーから「一般の句読点」や「その他の記号」を順に見て「※」をクリックします。最近使った記号は同じパネルの履歴に残るので、次回はより速く出せます。
さらに、頻度が高い人は数値入力のショートカットも覚えておくと便利です。Windowsでは、テンキー付きキーボードで Alt キーを押しながら数字「8251」を入力して Alt を離すと「※」が出ます(アプリや設定によっては使えない場合があります)。
最後の手段としては「文字コード表(キャラクターマップ)」を使います。Windowsに標準で入っている「文字コード表」アプリを開き、フォントを選んでから一覧から「※」を探してコピーします。時間はかかりますが、確実に取得できます。
日本語IM(ことえり/Apple 日本語入力)では、「こめじるし」と入力してスペースで変換すると「※」が出ます。確定前に候補ウインドウが大きく出る設定の場合は、上位の候補に現れることが多いです。
英字入力のときは、macOSの「絵文字と記号」ビューアを使います。Control + Command + Space を押すと小さなウインドウが開きます。右上の検索欄に「こめ」「kome」などと入れるか、カテゴリーの「記号」から探して「※」をダブルクリックします。最近使った項目にも残るので次回はすぐ出せます。
もうひとつの方法は「Unicode Hex Input」を使うやり方です。システム設定の「キーボード」から入力ソースに「Unicode Hex Input」を追加し、この入力ソースを選んだ状態で Option キーを押しながら「203B」と入力すると「※」が入ります(※はU+203B)。頻繁にコード入力をする人に向いています。
iPhoneの日本語キーボード(12キー)では、左下の「記号」または「☆123」をタップすると記号パネルに切り替わります。ページを切り替えると「※」が見つかるので一度入力しておくと、以降は予測変換にも出やすくなります。ローマ字QWERTYで日本語入力のときは「komejirushi」と打って変換すれば候補に出ます。
Android(Gboard)でも考え方は同じです。日本語キーボードで「?123」→「=\\<」のように記号ページを進めると「※」が見つかります。あるいは「こめじるし」と入力して変換してもOKです。メーカーや日本語入力アプリ(ATOKなど)によって配置が少し違うので、見つからないときは記号タブを左右にスワイプして探してみましょう。
手元の配列に「※」が見当たらないときは、次の3つが早道です。
- コピー&ペースト:一度このページやメモに「※」を置いておき、必要なときにコピペします。
- 記号ビューア/キャラクターマップ:Windowsの記号パネル(Win + .)、Macの「絵文字と記号」(Ctrl + Cmd + Space)から選びます。
- Unicode/Altコード:MacのUnicode Hex Input(Option + 203B)、WindowsのAlt + 8251(環境依存)です。
いずれも設定を大きく変えずに使えるので、急ぎのときに役立ちます。
よく使う人は、入力を短縮する仕組みを作ると効きます。日本語IMEの「単語登録(辞書登録)」で、読みを「まーく」や「こめ」にして単語を「※」に登録しておけば、2〜3打鍵で出せます。WindowsならIMEの単語登録、Macなら日本語入力の単語登録、スマホならユーザー辞書に同じ登録ができます。
また、テキスト置換機能も便利です。macOSの「システム設定>キーボード>テキスト」で「;ko」を「※」に置き換えるよう登録すれば、どのアプリでも使えます。iOS/Androidにも同様の機能があり、短いトリガーから即「※」に展開できます。
FAQ:かな入力とローマ字入力で違いはある?/IMEは必要?
- 1文回答:どちらの配列でも、読み「こめじるし」の変換で同じように出せます。IME(日本語入力)がオフだと変換できないのでオンにしてください。
- 補足:英数配列のまま出したいときは、記号パネルや数値コードの方法が便利です。
他にもある!よく使う記号やマークの入力方法7選
まずは、よく使う記号を「読み/スマホの位置/PCでの探し方/注意点」で一覧にしました。実際の機種で配置が少し違うことがありますが、目安として活用できます。
| 記号 | 読み(変換) | スマホのフリック位置(例) | PCでの探し方(例) | 注意 |
|---|---|---|---|---|
| 〒 | ゆうびん, ゆうびんきょく | 記号タブ | 記号パネル/文字コード表 | 旧字体に注意 |
| ☆ | ほし, きごう | 記号タブ | 記号パネル(記号) | 黒塗り★と区別 |
| → | みぎやじるし, やじるし | 記号タブ(矢印) | 記号パネル(矢印) | 太さ・長さ違いあり |
| ↑ | うわやじるし | 記号タブ(矢印) | 記号パネル(矢印) | 方向違いに注意 |
| ♬ | おんぷ | 記号タブ(音符) | 記号パネル(音楽) | 表示落ち時は♪に |
| © | さいきゃく, しー | 記号タブ(記号) | 記号パネル(ラテン) | 環境依存ではないがフォント差あり |
| ® | とうろくしょうひょう | 記号タブ(記号) | 記号パネル(ラテン) | 使いどころに注意 |
| ● | くろまる | 記号タブ(図形) | 記号パネル(幾何) | サイズ違い多数 |
| ■ | くろしかく | 記号タブ(図形) | 記号パネル(幾何) | 大小・塗り分けあり |
読みの「ゆうびん」や「ゆうびんきょく」で変換できます。スマホは記号タブの上段にあることが多いです。PCでは記号パネルの検索欄に「yuubin」や「post」で見つかる場合もあります。
「ほし」「きごう」で変換します。黒い星「★」と白い星「☆」は別文字です。デザインの好みで使い分けましょう。スマホの記号タブで見つからないときは、左右のページをスワイプして探します。
「やじるし」で変換すると複数の方向が候補に出ます。PCでは記号パネルの「矢印」カテゴリーが早いです。長い矢印や二重矢印も別の文字なので、用途に合わせて選びます。
「おんぷ」で変換すると「♪」「♫」「♬」などが並びます。表示が重い環境では「♪」に置き換えると読みやすい場合があります。
読みで「しー」「ちゅう」「とうろくしょうひょう」などと入れて変換します。PCではラテン文字のカテゴリーにあります。メールやWebでの表記では、必要に応じて「(C)」「(R)」といった表現に置き換えることもあります。
「くろまる」「くろしかく」で変換できます。小さな記号を並べて箇条書きのように使う場合は、読みやすさを意識して行頭に半角スペースを入れると整います。
注意・注目を示す場合は「注」「NB」「!」、絵文字なら「⚠」なども使われます。読みやすさや雰囲気に合わせて選びます。固い文書では「注」を使い、カジュアルな文では「※」「!」を使うなどの使い分けが一般的です。
FAQ:環境で表示が変わる記号はある?
- 1部の飾り記号や絵文字は機種・フォントで見た目が変わります。「※」「→」など基本的な記号はおおむね共通です。
- 補足:見た目の差が気になる場合は、より一般的な文字への置き換え(例:→ を ->)も検討します。
注意マーク「※」の意味と正しい使い方5つのポイント
「※」は日本語で「米印(こめじるし)」と呼ばれます。本文中で注意や但し書き、補足を示す記号です。英語でいうアスタリスク(*)とは別の文字ですが、役割が似ている場面もあります。
商品案内の注記、料金表の条件、説明書の補足、チラシの但し書きなど、読者に「ここは条件があります」「詳細は別にあります」と知らせたい場面で使います。本文を読みやすく保ちながら、必要な情報へ目を向けてもらうための道しるべです。
短い注意を文中で示したいなら「※」を行頭に置くのが手軽です。文献の脚注番号や論文の注では、上付き数字や括弧数字を使うのが一般的です。長い説明を加えるなら、本文とは段落を分けて示すと読みやすくなります。
一つの見出し内で「※」が3つ以上続く場合は構成を見直すのが目安です。文中に「※」が多すぎると、本文の流れが分断されて読みにくくなります。短い注はまとめて末尾に置いたり、表で整理したりするのも方法です。
案内文の末尾に条件をまとめる、表の下に補足を置く、校内配布物で注意点をまとめるなど、読み手がすぐ確認できる位置に置くと伝わりやすくなります。社内文書では「注意」「補足」などの見出しを併用するとさらに明確になります。
FAQ:「*(アスタリスク)」との違いは?
- 1文回答:「※(米印)」と「*(アスタリスク)」は別の文字です。どちらも注意や脚注の合図になりますが、文章の習慣として「※」は日本語文書でよく使われます。
- 補足:プログラミングや英語文書では「*」の役割が決まっていることがあるため、用途に応じて選びます。
特殊記号をもっとカンタンに!入力時の困ったを解決する3つの方法
毎回読みを打たなくても、辞書登録をすると打鍵数を大きく減らせます。例として、読み「こめ」を「※」に登録しておけば、2〜3打鍵で候補に現れます。頻度が高い記号ほど効果的です。登録した項目は、バックアップやエクスポートをしておくと機種変更時に引き継げます。
一度「※」をメモアプリの上部に保存しておき、必要なときにコピーして貼り付ける方法です。クリップボード履歴アプリを使えば、直近のコピー履歴からワンタップで再利用できます。誤って空白を含めてコピーしないように、事前に整形しておくと安心です。
PCでは、ランチャーやスニペット展開ツールを使うと定型の記号をすぐに呼び出せます。スマホでも、キーボードアプリのカスタムキーに「※」を割り当てれば、1タップで入力できます。どの方法も最初に少し設定をしておくと、日々の作業が楽になります。
FAQ:端末を変えても登録を引き継げる?
- 1文回答:引き継げる場合があります。エクスポート/クラウド同期に対応したIMEやキーボードを選ぶとスムーズです。
- 補足:方法はアプリやOSによって異なるため、公式の手順を確認してください。
記号・マーク入力で知っておきたいよくある疑問とトラブル対処法
変換できないときは、まず日本語入力がオンかを確認します。英数入力のままでは読みを変換できません。キーボードショートカットやタスクバーのアイコンで切り替えます。次に、アプリ側の入力モード(例:プレーンテキストのみ)に制限がないかを見ます。最後に、OSやIMEを再起動すると解決することがあります。
文字化けの原因は、送受信の環境が異なることにあります。古いメールシステムや特定の端末では、一部の記号が別の文字に置き換わることがあります。PDFや画像化で配布すると崩れにくくなりますが、編集はしにくくなります。大切な案内では、必要に応じて別の表現(例:「※ 注意」)に置き換えるのも方法です。
同じ文字でも、フォントやOSの違いで形が変わって見えることがあります。送り先の端末で違って見える可能性がある場合は、意味が変わらない表現に言い換える、あるいは脚注のように文章で補うと安心です。
記号を探すときは、記号一覧ページやUnicodeの表を参照すると網羅的に見つかります。信頼できるサイトをブックマークしておくと、急いでいるときも迷いません。スマホでは、よく使う記号を絵文字キーボードの「よく使う項目」に残しておくとさらに早くなります。
FAQ:機種依存文字の見分け方は?
- 1文回答:他の端末で見たときに形が変わる/表示されない可能性がある文字を「機種依存文字」と呼びます。Unicodeで標準化された一般的な記号は比較的安全です。
- 補足:不安なときは、代替表現(カッコ表記や別記号)を用意しておきます。
まとめ|※この注意のマークはどのようにしてキーボードから打つのか、もう迷わない!
ここまでの要点をまとめます。
- もっとも簡単:読み「こめじるし」で変換する(PC/スマホ共通)
- 速くする:辞書登録やテキスト置換で2〜3打鍵に短縮
- どの端末でも:記号パネル(Win + . / Ctrl + Cmd + Space)を活用
- トラブル時:日本語入力のオン/アプリの制限/フォント差を確認
よく使う記号は自分の環境に合わせて取り出しやすい場所に置くと、作業がぐっと楽になります。まずは1つ、毎日使う記号を辞書登録してみるのがおすすめです。