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基本

ジャンプリストの履歴を消す・表示しない:スタート/タスクバー設定ガイド

k.w
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ジャンプリストとは?できること

ジャンプリストは、アプリを右クリックしたときに出る便利メニューです。よく使うファイルや、最近開いた場所をすぐに呼び出せます。スタートメニューにあるアプリでも、タスクバーにピン留めしたアプリでも、同じように表示されます。

ジャンプリストには主に次の項目が出ます。

  • 最近使ったもの(最近のファイルやフォルダー)
  • よく使う項目(アプリが判断して出す場合があります)
  • ピン留めした項目(自分で固定したもの)
  • アプリ独自のショートカット(新規作成など)

この記事では、「最近使ったもの」を隠す、消す、数を減らす、といったニーズにやさしい手順で答えます。履歴を使わずに時短する方法も紹介します。

ジャンプリストが表示されないときは?

アプリをタスクバーにピン留めしていない、またはアプリがジャンプリストに対応していない可能性があります。まずはタスクバーのアイコンを右クリックしてみてください。スタートメニューのアプリでも右クリックで出ることがあります。

ジャンプリストの「最近使ったもの」の基本(スタート/タスクバー)

ジャンプリストは表示される場所によって見え方が少し違います。ただし基本の考え方は同じです。

  • スタートメニューのアプリを右クリックすると、そのアプリのジャンプリストが出ます。
  • タスクバーのアプリを右クリックしても、同じタイプのジャンプリストが出ます。
  • どちらも「最近使ったもの」「ピン留め」「タスク」などが並びます。

覚えておくと便利な点は次のとおりです。

  • 最近使ったものは自動で増えます。必要がなければ後で個別に消せます。
  • ピン留めにすると、履歴を消しても残ります。よく使うファイルはピン留めが安心です。
  • アプリによっては、最近の項目が出ないことがあります(対応していない場合)。

スタートとタスクバーの表示は同じ?

基本は同じですが、表示される数や並び順はアプリの設計により少し違うことがあります。操作の考え方は同じで、右クリックから管理できます。

ジャンプリストから項目を「個別に」削除する

1件だけ消したいときは、ジャンプリストを開いて対象を右クリックし、「この一覧から削除」などの項目を選びます。名称はアプリやバージョンで少し違いますが、意味は同じです。

手順の例:

  1. タスクバーのアプリを右クリックしてジャンプリストを開く。
  2. 最近使ったものの中から消したいファイル名を右クリック。
  3. 表示されたメニューで「この一覧から削除」を選ぶ。

ピン留めした項目を外したいときは、同じく右クリックして「ピン留めを外す」を選びます。これで一覧から消えます。元ファイルはそのまま残ります。

よくある質問:

  • 右クリックで削除が出ない場合:アプリが独自の表示をしている可能性があります。アプリ側の設定で最近の項目を管理することもあります。

削除しても元ファイルは消える?

ジャンプリストから消しても、実際のファイルは削除されません。あくまで一覧からの表示を外すだけです。安心して操作できます。

最近使ったものを「すべて非表示」にする設定

履歴自体を残さないようにすることもできます。共有PCや仕事用PCで、履歴を出したくないときに便利です。

代表的な方法は次の2つです。

  • スタート関連の設定で「最近開いた項目をスタート、ジャンプリスト、エクスプローラーで表示する」をオフにする。
  • エクスプローラーの履歴(クイックアクセスの履歴)を消す、または記録しないように調整する。

設定の例(一般的な流れ):

  1. 設定アプリを開く。
  2. 個人用設定(パーソナライズ)を開く。
  3. スタートを選ぶ。
  4. 「最近開いた項目をスタート、ジャンプリスト、エクスプローラーで表示する」をオフにする。

エクスプローラー側の履歴を消すには:

  1. エクスプローラーを開く。
  2. 右上のメニューや表示オプションから、フォルダーオプション(オプション)を開く。
  3. 「プライバシー」にある「エクスプローラーの履歴を消去」を実行する。

注意点:履歴をオフにすると、ジャンプリストの「最近使ったもの」やエクスプローラーのクイックアクセス履歴が増えなくなります。再びオンにすると新しい履歴はたまりますが、オフ中の操作は記録されません。

一時的にオフ→オンに戻すと履歴は?

オフにしていた期間の履歴は残りません。オンに戻すと、その時点から新しい履歴がたまります。以前にピン留めした項目はそのまま残ります。

【Windows 10/Windows 11】設定場所の違いと手順

画面の文言や場所が少し違います。次の表で比べると迷いにくくなります。

項目Windows 10Windows 11
最近開いた項目を表示する設定設定 → 個人用設定 → スタート → 最近開いた項目をジャンプリストに表示設定 → 個人用設定 → スタート → 最近開いた項目をスタート、ジャンプリスト、エクスプローラーで表示
エクスプローラーの履歴を消去エクスプローラー → 表示 → オプション → 全般 → プライバシー → クリアエクスプローラー → 三点メニュー → オプション → 全般 → プライバシー → クリア
ジャンプリストの個別削除ジャンプリストで対象を右クリック → この一覧から削除同左(名称が少し違う場合あり)

補足:企業や学校のPCでは、管理者が履歴関連を制御している場合があります。項目がグレーアウトしているときは、方針に従ってください。

自分はどちらの手順を使えばよい?

スタートボタンや設定アプリの見た目で判断できます。タスクバーの中央寄せや丸みのあるデザインならWindows 11の可能性が高いです。設定アプリのホームに「個人用設定」がある点はどちらも共通です。

代替案:履歴に頼らず時短する「ピン留め」(クイックアクセス/お気に入り)

履歴を隠すと、最近使ったものが使えなくなります。よく使うファイルやフォルダーは、ピン留めで固定すると迷わず開けます。

クイックアクセス(Windows 10)や、ホームのお気に入り(Windows 11)にピン留めする例:

  1. エクスプローラーで対象のフォルダーを右クリック。
  2. 「クイックアクセスにピン留めする」または「お気に入りに追加」を選ぶ。
  3. サイドバーの上の方に固定され、すぐに開けます。

アプリのジャンプリストにピン留めする例:

  1. アプリのジャンプリストを開く。
  2. 最近使ったものの右側にピンのアイコンが出る場合があります。押すとピン留めに移動します。

管理のコツ:

  • よく使うものだけを厳選し、定期的に見直す。
  • 古くなったピンは外して入れ替える。
  • 名前に日付やバージョンを入れて探しやすくする。

ピン留めの上限やコツは?

上限はアプリやWindowsの仕様で変わります。多すぎると探しにくくなるため、10件前後を目安に整理すると扱いやすくなります。

タスクバーにピン留めしたアプリを開くショートカットキー

キーボードだけで素早く開けるショートカットがあります。マウス操作が減り、作業が速くなります。

  • Windowsキー + 数字キー:タスクバー左から数えて、その番号のアプリを開く。
  • Shift + Windowsキー + 数字キー:新しいウィンドウを開く(対応アプリ)。
  • Windowsキー + T:タスクバーのアイコンを順に選ぶ。Enterで決定。
  • Ctrl + Shift を押しながら実行:管理者として起動できる場合があります。

ジャンプリストを開くには、タスクバーのアイコンを右クリックします。キーボード操作だけで開きたい場合は、Windowsキー + Tで対象に移動してからメニューキー(またはShift + F10)を使う方法があります。

数字キーで起動できないときの確認点は?

アプリがタスクバーにピン留めされていない、または番号の位置が違っている可能性があります。左から数え直し、正しい番号を押してください。

アプリ別メモ:ペイントの「最近使った」を消す(例)

ペイントでは、ファイルメニューに最近使った画像が表示されます。消したい場合は、一覧で右クリックして削除できることがあります。うまくいかないときは、エクスプローラーの履歴をクリアすると表示が減ることがあります。

アプリごとに場所や操作は少し違います。迷ったら、アプリの設定やヘルプで「最近」「履歴」「プライバシー」などの語で探してみてください。

アプリごとに場所が違う理由は?

ジャンプリストや最近の項目は、Windowsの仕組みとアプリの設計が組み合わさって表示されます。アプリ側が独自に管理している場合は、アプリ内の設定で操作する必要があります。

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