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Wordで画像を入れたらどう配置する?[文字列の折り返し]の種類と使い方(既定の設定の変え方までやさしく解説)

k.w
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はじめに

Wordに画像を入れたのに、文字が思い通りに回り込まず、配置がズレたり、全体のレイアウトが崩れて困ることがあります。

特に、画像を動かした覚えがないのに位置が変わったり、文章を少し編集しただけで図の場所が大きくずれたりすると、原因が分からず戸惑いやすいです。

この記事は、Wordの「文字列の折り返し」を仕組みから理解し、文書の目的や作成シーンに合わせて、迷わず適切な設定を選べるようになるための整理記事です。

操作手順だけでなく、なぜその挙動になるのかという考え方も含めて解説します。

最初に折り返し全体の仕組みと基本的な考え方を押さえ、次に種類ごとの違いを比較し、最後に失敗しやすいポイントとレイアウトを安定させるためのコツまでまとめます。

Wordの「文字列の折り返し」とは何か

文字列の折り返しは、画像の周りを本文の文字がどのように避けて配置されるかを決めるための設定です。

この設定によって、画像と文章がどの距離感で並ぶのか、文字がどこまで回り込むのかといった見た目が大きく変わります。

折り返しを変えると、画像が文の一部として扱われるのか、それとも紙面上に独立したオブジェクトとして浮いて配置されるのかという扱い自体が変わります。

この違いは見た目だけでなく、後から文章を修正したときの動き方や、レイアウトの安定性にも影響します。

まず押さえたいのは「行内」と「浮動配置」という2つの考え方です。

この2つを理解しておくと、折り返しの種類を選ぶときに迷いにくくなります。

行内は画像を文字と同じ扱いにして、1文字ぶんの場所を画像が占めるように配置します。

文章の流れの中に自然に組み込まれるため、段落と一緒に画像が動く点が特徴です。

浮動配置は画像を紙面上に自由に置ける代わりに、文や段落の変化で位置が動きやすくなります。

その分、回り込みや重ね合わせなど、柔軟なレイアウトが可能になります。

折り返し設定は、読みやすさだけでなく、印刷物の体裁や編集のしやすさにも直結します。

どの設定を選ぶかによって、作業効率や仕上がりの安定性が大きく変わる点も意識しておくことが大切です。

画像挿入時の初期設定(行内配置)の特徴

Wordで画像を挿入した直後は、既定で「行内」に入ることが多いです。

これは、Wordが画像を文字と同じ要素として扱い、段落の流れを優先して配置しようとするためです。

行内は文章の流れに沿って画像が配置されるため、文字と画像が重なったり、不意に配置が崩れたりしにくいのが特徴です。

そのため、Wordに不慣れな状態でも、大きなレイアウト事故が起きにくい安全な配置方法といえます。

一方で、行内は画像をドラッグしても自由な位置に置きづらく、思った場所へ細かく調整しにくいことがあります。

行をまたいで配置したり、段落の右側や左側に寄せたりする操作には向いていません。

行内は、本文の途中に図を挿入して「文と一緒に自然に流したい」場面に特に向いています。

レポートや論文、社内文書など、文章主体の資料では扱いやすい配置です。

逆に、図を段落の右側に寄せて本文を回り込ませたい場合や、紙面上で位置を調整したい場合は、浮動配置の折り返しに切り替える必要があります。

文字列の折り返し6種類を一覧で理解する

文字列の折り返しには、代表的に6つの種類があります。

同じ画像でも設定を変えるだけで見た目が大きく変わるため、まずは種類の名前と挙動をセットで覚えるのが近道です。

ここでは「見た目」と「編集時の挙動」をセットで覚えるのがコツです。

見た目が似ていても、後から文章を編集したときに動き方が変わる場合がある点が重要です。

まずは一覧で違いを把握してから、用途別の選び方に進みます。

迷ったときは、表の「向いている場面」と「注意点」を見比べて、目的に合う候補を2つほどに絞ると判断しやすいです。

種類見た目のイメージ向いている場面注意点
四角画像の外枠を四角として避ける資料の本文に図を回り込ませたい余白が足りないと窮屈に見える
狭く画像の輪郭に近い形で避ける写真やアイコンで自然に回り込ませたい輪郭次第で行が不自然に詰まる
内部画像の内部にも文字が入る特殊な図形の中に文字を入れたい意図せず読みにくくなりやすい
上下画像の上と下だけ文字を置く図を独立させて見せたい右左に文字を置けない
背面画像を文字の後ろに置く透かし風の背景を作りたい読みづらさと印刷の見え方に注意
前面画像を文字の前に置く目立たせたい注釈や強調図文字が隠れて事故が起きやすい

表の6種類は、どれも使える場面がありますが、文書の目的に合わない選択をすると一気に崩れやすくなります。

次の各解説では、どんなときに便利で、どんなときに避けた方がよいかを意識して読んでください。

四角

四角は、画像の外形を四角い箱として扱い、その周りに文字を回り込ませます。

最初に試す候補として分かりやすく、回り込みの基本形として覚えやすい設定です。

資料の本文に図を置いて、左右どちらかに寄せたいときの基本として使いやすい設定です。

図の周りの余白が少ないと、文字が圧迫されて読みにくくなるため、見た目の確認が欠かせません。

余白が狭いと文字が画像に近づきすぎるので、後述の距離設定も一緒に確認します。

狭く

狭くは、画像の輪郭に近い形で文字を回り込ませる設定です。

画像の形に合わせて回り込むため、四角よりも余白を有効活用できる場合があります。

写真やアイコンのように周囲に余白がある素材では、自然な回り込みになりやすいです。

反対に、被写体の輪郭が複雑な画像では、行の長さが不安定になって見た目が落ち着かないことがあります。

輪郭が複雑な画像では行がギザギザになって読みにくくなることがあります。

内部

内部は、画像の内側の空間にも文字が入り込むように折り返します。

図形の空白部分に文字を入れるような表現ができる一方で、意図がないと可読性を下げやすい設定です。

使いどころは限定的で、図形の中に文字を配置したいときに検討します。

本文が画像の中に入り込むと、文字の色や背景によっては読めなくなるため、見た目の確認が必須です。

意図せず本文が画像の上に乗ってしまうと、可読性が下がるので注意が必要です。

上下

上下は、画像の上と下にだけ本文を配置し、左右には回り込みません。

本文の流れを分断しにくく、図を独立させて見せたいときに扱いやすい設定です。

図を段落の一部として独立させたいときに向いています。

回り込みがない分、整然と見えますが、紙面が縦に伸びやすいです。

ページ数や行数に制約がある文書では、上下を使いすぎると全体が長くなりやすい点に注意します。

背面

背面は、画像を文字の後ろに置く設定です。

文字を主役にしたまま背景を加えたいときに便利ですが、読みやすさの確保が最優先になります。

背景画像や透かしのような表現をしたいときに使います。

背景が濃いと文字が埋もれやすいため、画像の明るさや透明度の調整が必要になることがあります。

印刷やPDF化で見え方が変わる場合があるので、仕上げの確認が欠かせません。

前面

前面は、画像を文字の前に置く設定です。

図を強調したい場面では便利ですが、本文を隠しやすいので扱いには注意が必要です。

注釈の吹き出しやスタンプのように、上に重ねて目立たせたい場面で使います。

意図せず本文にかぶると修正に時間がかかるため、完成直前まで多用しない方が安心です。

本文を隠してしまいやすいので、意図がない限り多用しない方が安全です。

用途別|おすすめの文字列の折り返し設定

折り返しは「正解が1つ」ではなく、文書の目的で選び方が変わります。

迷ったら「読みやすさ」と「編集の安定性」を優先して決めると失敗が減ります。

レポート・論文・社内文書の場合

文章の可読性と整った体裁が優先なので、まずは行内か上下を基準に考えます。

本文の流れの中で図表番号を付けて扱うなら、行内にして段落と一緒に動かす方が管理しやすいです。

図を独立させて見せたいなら上下にして、図の前後で段落を切って整理します。

本文の右側に小さな図を置きたいときは四角を使い、余白を広めに取ると読みやすくなります。

マニュアル・手順書の場合

手順の視線誘導が重要なので、図が本文を邪魔しない配置を優先します。

手順ごとに図を置くなら上下で区切ると、読み進めたときに迷いにくいです。

本文の横に補助図を置くなら四角で回り込ませ、図と文字の距離を一定に揃えます。

画面キャプチャの上に説明を重ねたい場合は前面を使いますが、文字が隠れないか必ず確認します。

チラシ・説明資料の場合

見栄えやレイアウトの自由度が必要なので、浮動配置の折り返しを使う場面が増えます。

写真の周りを自然に回り込ませたいときは狭くが合うことがあります。

背景に薄い画像を敷きたいときは背面を使い、文字のコントラストを確保します。

複数要素を重ねる表現をするなら、必要に応じて前面も検討します。

文字列の折り返し設定方法(基本手順)

折り返しの変更は、画像を選択してレイアウトの設定に入るのが基本です。

画像をクリックすると、周辺にレイアウトオプションのアイコンが表示されることがあります。

アイコンから折り返しを選ぶと、行内から四角などへすぐに切り替えられます。

リボンの「図の形式」から「文字列の折り返し」を開いて変更する方法もあります。

変更したら、文章を追加したときに画像がどのように動くかを一度確認します。

距離設定ができる場合は、文字と画像の間隔が詰まりすぎないように調整します。

同じ設定を頻繁に使う場合は、既定の折り返しを見直すと作業が楽になります。

よくある失敗とトラブルの原因

折り返しのトラブルは、設定そのものよりも「配置の考え方」の取り違えで起きることが多いです。

画像が勝手に動く理由

浮動配置の画像は段落にひもづくため、前後の文章を編集すると位置が動くことがあります。

特に、画像の近くで改行や段落の分割をすると、見た目が大きく変わることがあります。

安定させたい場合は、後述の固定設定やアンカーの位置を意識します。

画像が動く悩みが強いときは、関連としてWordで図や画像を動かないように固定する方法も一緒に確認すると整理しやすいです。

文字と画像が重なってしまう原因

前面や背面を選ぶと、画像と文字が同じ場所に重なる前提になります。

意図せず重なった場合は、まず折り返しが前面や背面になっていないかを確認します。

四角や狭くでも余白がゼロに近いと、重なりに見えるほど近づくことがあります。

折り返しが効かないときのチェック項目

折り返しが変わらないときは、画像が行内のままになっている可能性があります。

行内のままでは回り込みが起きないため、四角などの浮動配置に切り替えてから調整します。

表の中やテキストボックスの中では挙動が変わるため、配置している場所も確認します。

テキストボックスや図形を使う場面が多い場合は、テキストボックスと図形の違いと用途別使い分けの整理も参考になります。

折り返し設定を安定させるコツ

折り返しを理解したら、次は「崩れにくい運用」に寄せると実務で困りにくくなります。

アンカーの考え方

浮動配置の画像は、近くの段落にアンカーで結びついています。

アンカーの段落が動けば画像も連動して動くため、アンカーの位置は意識しておくと安心です。

意図した段落にアンカーを置くと、編集後のズレが減ります。

位置固定の使いどころ

完成版の資料に近づいたら、必要な画像だけ固定して崩れにくくする方法があります。

ただし固定しすぎると編集がしにくくなるため、最終調整のタイミングで使うのが無難です。

固定の考え方は、折り返しとセットで理解すると混乱が減ります。

複数画像を扱うときの注意点

複数の画像が混在すると、前面や背面の重なり順で見え方が変わります。

レイアウトが複雑なときは、要素をまとめて扱える手段を検討すると作業が安定します。

複数の図形や画像をまとめたい場合は、描画キャンバスの使い方の考え方を知っておくと役立ちます。

画像に文字を重ねて一体化したいときは、折り返しだけでなくグループ化も絡むことがあります。

その場合は、挿入した画像に文字を重ねてグループ化する方法の手順と合わせて検討します。

よくある質問(FAQ)

折り返しは似た言葉が多く、同じところでつまずく人が多いです。

文字が重ならない一番安全な設定は?

重なりを避けたいなら、まずは行内か上下を選ぶと事故が少ないです。

本文に回り込みが必要なら四角を選び、余白をしっかり取ると読みやすくなります。

画像を動かないようにするには?

浮動配置の画像は編集で動く前提なので、必要に応じて固定やアンカーの位置を確認します。

完成直前に固定を使うと、仕上げ段階でのズレを減らしやすいです。

行内配置と四角はどう使い分ける?

行内は文章の一部として扱い、四角は紙面上で位置を調整しながら回り込みを作るときに使います。

まず行内で安全に作り、必要な場所だけ四角にする運用にすると管理しやすいです。

まとめ

文字列の折り返しは、画像と文字の関係を決めるレイアウトの基本設定です。

折り返しを押さえるだけで、資料の見た目と作りやすさが同時に改善しやすくなります。

迷ったら「行内と浮動配置の違い」を起点にして、用途に合う折り返しを選びます。

行内で安全に組み立ててから、回り込みが必要な箇所だけ四角や狭くに切り替えると判断がぶれにくいです。

実務では読みやすさと編集の安定性が重要なので、まず安全な設定で作り、必要な箇所だけ調整すると失敗が減ります。

調整するときは、余白とアンカーの位置まで確認すると、後から崩れるリスクをさらに下げられます。

折り返しの理解は、画像固定や重ね合わせなどの応用テクニックにもつながります。

基礎を固めたうえで関連機能を組み合わせると、狙ったレイアウトを再現しやすくなります

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